FP2級の受験は紙にするかCBT試験にするか

ファイナンシャルプランナー

こんにちは、はっちです。

先日、無事FP3級の合格証明証書が届いたことで、次のFP2級の受験資格をげっとしました。

何で電気屋さんの自分がFP取りに行っているかというのはコチラ。

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簡単に言えば、電験1種に落ちた反動で、何か別の物を取りに行っている。というところ。

そんな理系の自分が次に受ける試験はファイナンシャルプランナー2級。

FP3級はCBT試験というコンピュータを使った試験のみでしたが、2級はまだ移行期間のようです。

CBT試験か試験会場で紙で受験するかの違い

CBT試験とは、その試験を行っている会場のパソコンを使って試験する方式です。

紙の試験とは、従来通り試験会場へ向かい、試験監督の下試験を行います。

どちらにもメリットデメリットはあります。

今までCBT試験を3回受験してきた視点から紹介したいと思います。

いつでも試験が受けられるCBT試験

CBT試験の一番のメリットは、いつでも受験できることです。

勉強していて、

はっち
はっち

ある程度勉強が進んだな。

と感じた時点で、最短3日後に受験可能です。

また、落ちても、再度3日後に受験可能です。

一方で紙の多くの試験では、年に1~2回しか無い試験が多いです。

今年ダメだった~また来年。みたいな長期スパンでは無く、何度も受験できるのがCBT試験のメリットです。

慣れてしまえば試験のプレッシャーも少なく、試験で緊張してしまう方は、本来の実力が発揮できるかもしれません。

一方でパソコンでの試験であるため、解きにくさを感じる場面もあります。

メモできないCBT試験

紙の試験の場合、問題文の大事なところに線を引いたり、〇、×の根拠をメモしたりすることで問題を整理しやすくなりますが、CBT試験の場合、メモ用紙とボールペンは貸与されますが、試験問題は画面です。画面にメモはできません。

機能として、”後で見直す”とチェックできるボタンはありますが、計算の途中経過などはメモ用紙にメモすることになり、後で見直すときに、大量のメモがあると間違える元になりそうです。

問題文が見にくいCBT試験

紙の試験と違い、CBT試験は問題文が画面に表示されます。

案外大きい違いだと思っているのは、ココだったりします。

パソコンの画面は裏面から直接ライトで照らしているせいか、目が疲れます。

そのためか、問題文が頭に入りにくいです。

紙の場合は天井照明の間接的に目に入るためか、目への刺激が少なく、問題に集中できるような気がします。

電子書籍の見え方も、なるべく本を読む明るさ、見えやすさに調整しているという話を聞いており、自分も、普段スマホを使って勉強していたりするのですが、明るさは抑えるようにしています。

やはり文章を読むのは紙の方が良いのかなと思います。

試験によっては1時間以上画面を集中して見続けるので、その疲労は結構なものとなります。

また、問題文が長い場合や、図や表などを用いられる場合、それらの情報が1画面に収まらないケースもあります。

紙であれば1ページでや見開きで見えるページも、画面スクロールでいったりきたりしながら確認しなければなりません。

これもデメリットですね。

一日で終わらない(かもしれない)試験

紙での受験の場合、FP2級試験であれば、午前に学科、午後からは実技試験と一日で試験が完結しますが、CBT試験の場合、それぞれの試験において、会場を予約しなければなりません。

連続して受験できるように会場が空いている場合はいいのですが、そうでない場合もあります。

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その際、学科試験の翌日に実技試験、若しくは1週間後に実技試験。

などということもあります。

ただ、1週間みっちり実技試験の勉強をしたい。という人には大きなメリットでもあります。

2回CBT試験会場に行かなければならないというデメリットはありますが、難しい試験ほど、分けた方が勉強効率は良さそうです。

会場が選べるCBT試験

CBT試験は全国の指定された場所であれば、どこでも受験可能です。

受験可能箇所は試験によって変わるため、それぞれ確認しておいた方が良いです。

CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト
資格検定の試験概要をまとめたポータルサイトです。CBTソリューションズは、業界最大300のテストセンターを活用したCBT試験を提供しております。60以上の資格検定団体にご利用頂いております。

都市部から距離があり、試験地まで前泊しなければならないような場合、家の近くでCBT受験できる場所があれば、これは大きなメリットです。

ただ、試験会場の雰囲気は場所それぞれ。

試験センターのような場所であれば、受験生だけが集まる部屋で実施されたりもしますが、

パソコン教室のような場所の場合、その立地から道路に近く、外の騒音、通りゆく人の話し声などが気になるかもしれません。

また、自分の受けた場所では、自習室の一角というところもありました。

(クリック音が申し訳なくなるぐらいめちゃめちゃ静かでした・・・)

そのほかのCBT試験のメリットデメリット

・電卓はパソコンの物を使用

パソコンの電卓を主にクリック、テンキーで扱うため、結構やりにくいです。

(簿記試験は自分の電卓使えました。。。が、周りの人が違う試験をしているのがCBT試験です。

電卓の音が気にならないかを気にしてしまいました。)

・終わったら即結果が分かる

試験終了を押すと、すぐに結果が分かります。

正式な合格は、後からのことが多いですが。すぐ分かるのは助かります。

・試験が終わったら即退出できる

紙の試験では、試験によっては退出可能時間が設定される場合があります。時間を気にせず、試験を終えて帰ることができます。

・トイレは申し出れば可

・問題文は持ち帰れない

問題は画面に表示されるだけです。結果を見て何が間違っていたのか、などを振り返ることは記憶の中以外できません。

CBT試験の心構えとしては、試験会場の人は何も知らない。ということです。

あくまでCBT試験を実施する場を貸しているだけ。というところです。

本人確認や、予約の管理、試験会場の整備はもちろんやってくれますが、問題の内容については一切答えられません。

それこそ、問題の構成についても、何も知らない。というどころか、何の試験をしているのかも分からない(関与しない)です。

結局FP2級はどっちで受けるの?

はい、紙で受けることにしました。

実はFP2級試験は2025年4月からCBTへ移行しています。

FP試験は、FP協会きんざいという団体が2種類試験を実施しており、どちらで試験を受けて合格してもFP2級という国家資格を得ることができます。

FP協会側は完全にCBT試験に移行していますが、きんざい側は移行期間を設けてくれています。

FP3級はどちらもCBT試験へ完全移行済です。

近いうちにきんざい側もCBT試験へ完全移行することになると思いますが、まだ紙の試験を実施してくれるということなので、ぜひそちらに乗っかりたいと思います。

私はどちらかというと試験で緊張する方です。

試験会場に慣れることも含めて頑張っていきたいと思います。

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