令和3年度予想 電験2種二次試験機械制御の出題傾向と現代制御

電気主任技術者試験(電験)

難関試験の電験2種。

その中でも特に難関とされる二次試験。ですがそのうちの二次試験は出題傾向が見えやすく、絞った勉強をすることも可能です。

ただし、その傾向によらない可能性もあるため”運”ということにはなってしまいます。

幅広くすべての分野を抑えておくのが本当の実力のためにも重要ですが、試験日まで残り数日であれば、絞った勉強もありです。

令和3年度 電験2種 機械制御 出題傾向

電験2種二次試験、機械制御の科目ではほぼ計算問題のみが出題されていましたが、平成30年に誘導電動機の論説問題が出題されて驚かされました。ですが、電力管理に似た分野であったことと、さほど難しくはなかったことなど、計算問題のみで論説対策は無しで行くことにしました。

さらにパワーエレクトロニクスは除外。

ここまでは通常の勉強の段階で絞っていました。

電動機系の問題を過去問から出題傾向を絞る。

電力管理に対して、機械制御は4問しか出題されず、またその中から2問選択する形式です。

出題側もその中でどれを重視して勉強してもらうか。ということを考えると、比較的傾向が見えてきます。

昨年度までの出題傾向をまとめてみました。

電験2種 機械制御 出題傾向

同期機が2年連続で出題されませんでした。2021年はかなり出題傾向は濃厚かなと思います。

ただ、同機機は比較的難しい印象があります。自分が苦手なだけでもありますが、他にもよりどころがほしいところです。

続いて誘導機か変圧器かということになるのですが、可能性としては変圧器が高そうです。

ただ、誘導機は社会の普及率から言えば出題されてもおかしくありません。

これ!と絞るのは難しい年と言えそうです。

自動制御は得意分野として臨んだ

自分が使用した参考書はこれだけシリーズの機械制御でした。

これだけ機械制御の構成は、最初に自動制御。その後に変圧器、誘導機、同機器、直流電動機、パワーエレクトロニクス。という構成です。

本来であれば出題されそうな順番だったり、電気の基本に近いところから始まりそうなものですが、これだけ機械制御の場合、

自動制御を一番最初に持ってきた上に、そのページ数は全体の3分の1程度に及びます。

それだけ、

自動制御を得点源としなさい!

と言っているようでした。

参考書の構成は、最後まで行けない人でもある程度の効果を見出すためだとは思います。

この構成を見ても、これだけ機械制御は”自動制御”に力を入れていることがわかり、逆に毎年ほぼ必ず出題されるのにパワーエレクトロニクスどうした。

という感じです。

それだけ自動制御が取りやすく、パワーエレクトロニクスが難しいものだと本の構成から理解できます。

実際に参考書一周目の勉強時にパワーエレクトロニクスも勉強したのですが、かなり厳しい。

これを解けるようになるのは相当時間がかかりそうだ。と思いパワーエレクトロニクスを除外して勉強します。

誘導機、変圧器、同機器の2問中1問がいければ、後は自動制御を選択します。

どうにも難しかったらパワエレも視野にいれるけど多分無理だろうなと思いっていました。

 

自動制御は比較的定形な問題が多く、計算量こそ多くとも、0点ということは少ないのではないでしょうか。

一方で自動制御は意味がわかりにくい世界とも見えます。

このあたりは慣れかなと思います。こういうものだと受け入れてしまえば、やはり得点は取りやすいかなと思いました。

自動制御で現代制御理論は勉強すべきか。

得点源として当てにしている自動制御ですが主な出題範囲は古典制御です。ただ、過去にH28年に現代制御理論の範囲から出題されています。

この年は幸なことに電動機系の問題が比較的簡単だったらしいことから救われた人もいたみたいですが、逆に本番で焦ってしまった人もいたでしょう。

そうならないためにも、現代制御理論を少しだけ勉強していきました。

少しだけというのは過去に電験1種二次試験で出題された問題をさらっと勉強していく程度です。

古典制御に比べて、わけの分からなさががパワーアップした現代制御理論はかなり意味不明。

ですが、出題傾向は似ており、もし現代制御理論が出題されても0点ではないようにしておくだけでも精神的にも安心です。

具体的にはH28年、H27年の電験1種の問題です。
ぱっと見てわけがわからないですが(苦笑)やっていることはどちらの問題も似たようなものです。
試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

計算過程は難しいことではないので、解答を見ながらさらっと勉強してしまいましょう。

出ればラッキーです。出た場合、他の受験生にかなり差をつけられることでしょう。

また、一方で、電験1種で古典制御が出題されることもあります。

令和元年度、H26年度、H23年度など2種二次試験のいい練習になります。

機械制御は時間数が短く余裕がありません。焦りと緊張は電力管理よりも強く出るのではないでしょうか。

少しでも安心して試験を進めるためにも、効率よく行ければと思います。

がんばってください!

コメント

  1. ソウケイ より:

    同期機と現代制御、出ませんでしたね(^ ^;
    両方とも今年出る(現代制御は出るかも)と思って自分も1種の問題をやりました。
    お陰で苦手なこの二つについて少しだけ自信が付いたので、「どんと来いやー!」と思ってたら出題されなくて思いっきり肩透かしくらいました笑

    でも、出ないだろうと思って出題されるより、その方がまだ良いかなと思います。
    それに来年はその二つの出題される可能性が高まりましたし。

    まさかの誘導機にはびっくりしましたけど、捉えどころを間違えると全問不正解の可能性があったので自分はスルーしました笑

    自分は時間掛かることを覚悟して変圧器と自動制御を選びましたけど、最初に自動制御からやって解き終えた時は30分経過しててかなり焦りましたね。。。
    でも、機械・制御は愚直に過去問を繰り返しやっただけに、結果に繋がったのかなと思います。

    • はっち はっち より:

      いやはや、この記事はいまとなっては恥ずかしいばかりで。
      こそこそと令和3年度予想にタイトルを変更しています^^;
      コメント気づいていなくてすみません!

      変圧器と自動制御のボリュームは多かったですね。
      とっつきやすかった分、確かな勉強と何度も問題を解いて慣れていることが大事だなと思いました。
      やっぱり、「どんと来いやー!」ぐらいの気持ちが無いとあの60分は戦えないですよね。
      現代制御のような不安を潰すところまで勉強している人が合格に手が届くのではないか、なんて思います。

      結果が出るまで長いですよね。
      まだ先ですが、楽しみにしています(^^)

タイトルとURLをコピーしました