電験2種一次二次試験の合格率、合格点数、足切り点の過去の推移をまとめて公開!

電験2種

電機業界では花形資格の電験。

その中でも電験1種、2種はその高難度ゆえに敬遠してしまう方も多いかと思います。

では、実際にどれぐらいの人が合格しているかを電気技術者試験センター公開資料よりまとめてみましたので、ご活用いただければと思います。今回は電験2種です。

電験2種一次試験の合格率

公開されていた2007年~2019年までの13年間の一次試験合格率のデータです。

電験2種 合格率 一次試験

電験2種一次試験の合格率は、電験3種の4科目合格率の8.3%に比較すると、20%前後はかなり高い印象があります。

やはり難関の電験3種を合格した後に、続けて上を目指すために勉強できるような方が2種を目指す印象がありますので、その勤勉さがデータとして表れているようです。

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こちらも3種同様に科目合格制度を利用しているため、最長3年での合格率になりますので、一発合格する方はこれよりもかなり少なくなるものと思われます。

科目合格制度とは 1年ですべての科目を取らなくても合格から2年間の科目合格持越しができる制度です。最長でも3年ですが、必要4科目を3年かけて勉強するということも可能です。

2種一次試験 科目ごとの合格率

次に科目合格された方の科目ごとの合格率を見てみます。

電験2種 科目合格率 一次試験

電験2種になると理論科目のレベルが格段に上がり、合格率もかなり低いものとなっています(青いライン)

科目ごとの詳細を見たい方は別記事で紹介しています。

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合格点数の変動は大きい

試験難易度によって調整が入る可能性がある合格ライン。

電験2種 一次試験 合格点数

※ 2009年~2014年は換算値の直近上位を採用しています。

通常は60%の(54/90)点なのですが、年ごとにかなりの頻度で合格ラインの調整が入っています。

社会に必要とされている人数を調整しながら合格者を出していると思われるため、このような調整の上で合格者数を調整していると思われます。

もし60%の合格ラインに達していなくて、試験難易度によっては合格する可能性もありますので10月中頃の合格発表をお待ちいただければと思います。

電気技術者試験センター公式HP

電験2種二次試験の合格率

次に電験2種の難関と言われる二次試験についてみていきます。

2次試験の内容と受験資格

電験2種の二次試験は完全記述式になっています。

科目は一次試験と違い、電力管理120分、機械制御60分の2科目構成になっています。

二次試験は一次試験と違い科目合格はありません。

また、合格ラインは2科目合計の60%正答できれば合格なのですが、それぞれに足切り点数が定められ、どちらかがそれ以下であると、不合格になってしまいます。通常その足切り点数は二次試験受験者の科目ごとの平均点と言われています。

二次試験の受験資格としては、一次試験を合格していることが条件なのですが、一次試験の合格有効期限はその年を含めて2年です。

2回のチャレンジで合格できなければリセットされ、もう一度一次試験からチャレンジすることになります。

二次試験の合格率と合格点、足切りラインの推移

電験2種二次試験の合格率と合格者数をまとめたデータです。

電験2種 二次試験 合格率

グラフにするとこのようになります。

電験2種二次試験の合格率の推移

二次試験だけで見ればおおよそ15%程度の人が合格していることになります。

2008年はかなり合格しやすい年だったようですが、例外のような年であると思います。

そこを除いても合格率はかなり振れており、二次試験の試験難易度の違いによるものが見て取れます。

ただ、その中身は選択問題の構成にも寄るため、一概に簡単な年とは言えません。

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難関の一次試験を突破した実力を持った人の中からたった15%と考えると、その難易度の高さがわかるようです。

また、二次試験でも合格ラインの調整は入るため、その推移も掲載しておきます。満点は180点です。

電験2種 二次試験 合格ライン

ほぼ例年のように合格基準点の調整が入っておりますが、ここ2年は調整がありませんでした。

年度によりけりですが、大きく調整が入ることがあるので諦めずに2月初旬の合格発表を待ちます。電験はその勉強が実務につながることも多いため、能力を維持できるといいかなと思います。

一次試験と二次試験をあわせた合格率とまとめ

電験2種全体の合格率を掲載しておきます。

電験2種 合格率

単純に一次試験合格率と二次試験合格率を計算すると、過去のデータから、平均5.2%の合格率となります。

これだけでも低いと思うのですが、電験2種は電験3種の上位互換資格です。

多くの人が電験3種取得後、2種の取得を目指すのですが、合格率一桁%を勝ち抜いた中で、さらに上を目指し勉強を続けた人の中での5.2%と考えるととても厳しいものを感じます。

ただ、それだけに取得者は確かな実力を持ち、尊敬される技術者であると言えるのではないでしょうか。

持っていれば就職にも転職にも困らないと言われる電験2種。

かなりの難易度になりますが、電気の世界で仕事するために必要な知識がたくさん詰まっています。

興味を持って勉強していただくことで、より頭に定着しやすく合格につながるので無いかと思います。

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