やり直し勉強!未経験社会人が応用情報技術者試験で使用した参考書の紹介

応用・基本情報資格

先日、令和5年度の応用情報技術者試験(AP試験)を終えてきました。

何かの勢いでギリギリ申込期日に挑戦権を獲得した試験ですが、お金がかかっている以上しっかり臨みたいと思います。

ただ、情報系を学んでいたのはもう20年も前。

その時に取得した基本情報技術者は既に免状すら無くしてしまっています。(すみません)

何もわからない状態から2か月。

今から勉強しても大丈夫だろうか?と思う方に少しでも参考になればと思います。

40歳超えてからの情報系の勉強のやり直し

昔ならともかく、今は情報技術にあふれた時代になっています。

どこにいても、何かしらの情報機器(スマホとか)やインターネット含めた通信機器類に囲まれていますが、その割には中身についてはブラックボックスな点が多いです。

今後、電気の勉強を続けていくにしても、ICT(情報通信技術)には避けて通れないと感じたのは、応用情報技術者試験を選んだ大きな建前の一つです。

本音はね・・・少しだけですが。

建前?応用情報技術者試験の難易度

受験申し込み時点では建前だった上記の理由ですが、応用情報技術者を勉強していくうちにどんどん大きくなり、ついには本音を追い越していくことになります。

本音の部分はいくつかありますが、その中でも紹介しやすいのが難易度です。

応用情報技術者試験の難易度はかなり難しいという部類になります。

必要な偏差値は65。かなりの高難易度試験です。

国家資格難易度ランキング一覧 - 資格の取り方
国家資格の資格難易度に偏差値をつけて独自にランキングしました。より明確な資格の難易度がわかります。 - 資格の取り方 - 難易度ランキング一覧やおすすめ取得・日程など

昨年度技術士を取得していることもあり、自己研鑽としてやるなら高難易度の資格にチャレンジしたい。とそう思ってしまいました。

情報処理の世界では、技術士(情報工学)が最難関でしょうけども、その付近には高度情報技術者資格群(レベル4)という専門分野の高難易度資格群があります。

こちらの資格群は、自らの実務経験を論述する場がありますので、情報系で仕事をしていないと相当厳しいでしょう。

続く応用情報技術者試験(レベル3)があり、基本情報処理技術者試験、セキュリティマネジメント試験(レベル2)ITパスポート(レベル1)が用意されています。

ただ、本屋さんに行ってみると、結構参考書が出版されています。

同偏差値帯の電験1種、2種とは比較にならないぐらい多いです。

はっち
はっち

ただ同偏差値帯ということには大いに疑問があります。

参考書が多いということは、結構取得しやすい環境ができているのではないだろうか?

と考えたのも一つです。

勉強やり直しにおすすめの応用情報技術者試験の参考書

それら参考書群の中で一際目を引いた参考書を購入しました。

その購入した参考書はコチラ。

はっち
はっち

この難易度帯でイラストで分かるって、もうこれしかないじゃん!

(そんなことありません)

ですが理解してない分野の文字ばっかりはキツイです。

電気の勉強も最初は”マンガで分かる”シリーズでしたし(汗)

この参考書ですが、よくあるイラスト図解!みたいな、直立不動の人がひたすら吹き出しで解説しているようなものではありません。

読みやすくて面白い。

目に見えない情報分野について、分かりやすくイメージができるように解説してくれています。

上記リンクより試し読みできますので興味がありましたら見てみてください。

ただ、そういう本にはしょうがないのですが、この参考書は、

応用情報技術者試験の基礎を教えてくれる参考書になります。

ですので、これだけで合格できるか?というとちょっと難しいかと思います。

追加でやるのであれば、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)から公開されている過去問。

そして、それを解説してくれるすごいサイト応用情報技術者試験ドットコム

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は経済産業省のIT政策実施機関です。多彩な施策でデータとデジタルの時代を牽引し、安全で信頼できるIT社会を実現します。
応用情報技術者試験ドットコム
応用情報技術者試験の解説でNo.1を目指すサイト。試験の最新動向や過去問題の解説など応用情報技術者に関係する情報を発信しています。トップページの応用情報後術者過去問題一問一答で理解度を確認しましょう。

上記のサイトは応用情報技術者試験に限らず、基本情報やITパスポートなどにも対応しています。

応用情報技術者試験において過去問はものすごく重要です。

このあたりについてはまた午前午後それぞれの勉強法で話をしたいと思います。

また別の参考書として購入はしていないのですが、面白いなと思ったのがこちら。

応用情報技術者試験の中でも、大きな壁と言われる午後の問題に特化した参考書です。

そして、さらに、プログラムやアルゴリズム、データベースなどの専門知識を一切排除した参考書になっています。

はっち
はっち

いやいや、それじゃ試験受からないでしょ。

と思うかもしれませんが、受かってしまうんです(多分)

応用情報技術者試験は、情報処理技術を応用させる能力があるかどうかを試す検定です。

プログラム、アルゴリズム、データベースなど最低限知っておかなければいけない知識はありますが、

それは、既に知っている。

という”したり顔”しながら通り過ぎることも可能です。(午後の問題は、ですが。)

ちなみに基本情報技術者試験ではプログラムやアルゴリズムなどの知識が必要です。

特にこのあたりの専門知識は、勉強やり直し組には厳しい。

その点に注目して、その分野の専門知識無し(というわけではないけど)でも、午後の問題で合格点が取れるように練られた参考書かと思われます。

ただし、この参考書には条件がありました。

基本情報技術者試験を合格していること。
応用情報技術者試験において、午前問題で75%以上取れること。

おっふ。

案外厳しい。

まぁ、そうでなくても大丈夫かとは思いますが、午後の記述対策としてのテクニックが詰まっているものと思われます。

他にも午前、午後の試験対策本は出版されていますので、本屋さんなどで見て自分に合ったものを購入していくとよいかなと思います。

社会人の勉強はモチベーション命です。

モチベーションが続くように楽しく勉強していきましょう。

次回はその参考書を使って午前、午後の問題をどう対策していくのが良いかについて書きたいと思います。

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