仕事の上で電験1種と技術士はどちらがメリットあるんだろう。

電験1種

電験2種試験を終えたところで、次を考えるかそれとも止めておくか考えていました。

2種で終わっても十分なのですが、せっかく勉強したのなら似たような資格も。。。という貧乏性が発症しています。

次、となると電験1種がまず頭に浮かぶのですが、電力関係の仕事ではないため、仕事をしていく上では箔付けという意味以外メリットがありません。

同じように箔付けということであれば、技術士は技術職全方位に名前は知られています。

ここで電験の1種と技術士の比較をしてみたいと思います。

電験2種試験終了後に電験1種一次試験解いたらどれぐらい取れるか。
電験の1種と2種は試験形式はとても似ています。2種試験を終えて次は1種一次試験に臨むか、それとも2種で終えるか。悩まれる...

持っているだけで電気の神様。電気界の絶対神 電験1種。

資格取得はその専門分野への登竜門と言われている世界で、持っているだけで専門家と言われるぐらい難しい電験1種。

※ 同じ資格ですが電験の界隈では3種が電気の登竜門的な位置づけですよね。

今まで仕事をしてきて実際に1種を試験で取ったという人は見たことがありません。

電験3種ですら科目合格という救済措置付きでも合格率一桁%という狭き門。

さらに2種、1種は完全上位互換の資格で、同様に合格率一桁の超難関資格です。

1種に至っては、毎年合格者が日本で数十人という世界。

仮に3種合格率を8%とすると、2種はその中でさらに上を目指す人達の中で5%ほどの合格率。さらに1種はその狭き門をくぐった上で、更に高みを目指す人達の中で5%程度。

結果、総合合格率0.02%という定期預金みたいな確率(利率)になります。

100万円を1年預けてて利子がたったの200円。(税引き前)何の話?(*´∀`*)

それだけ難関の資格であり、1種は電気の神様と言われる所以です。

それだけに、持っていると言える影響力は大きいです。

この人の言う事なら間違いない(だろう)というのは1種どころか3種でもそう思われるぐらの資格です。

電験1種でしかできない仕事は?

電験はその電気を監理する仕事をするために必要な資格です。

電験3種で5万ボルト未満の電圧。かつ5000kW未満の発電量の発電所の監理が出来ます。

電験2種で17万ボルト未満の電圧。

電験1種は電圧制限無し100万ボルトもOK。

になります。

ただこの電圧がどれぐらいの規模で利用されている電圧なのかというと。

電験3種(5万ボルト未満):大型ビル、小型施設~大型商業施設

電験2種(17万ボルト未満):超大型のビル、超大型商業施設、工場、変電所、発電所、ピカチュウ(ぇ?)

電験1種:大型の発電所、変電所などの停止することが国を揺るがすような施設。

もちろん資格毎に上位互換なので、電験1種で大型ビルの監理もできます。

すごいですね。

それだけの能力を求められる資格ということです。

文字だけでは測れない一種の難しさ。

電験1種は年1回の試験であり、一次試験で理論、電力、機械、法規と4科目を合格すれば二次試験に行くことが出来ます。

二次試験では電力管理、機械制御の2科目の記述試験です。

合格ラインは問題の6割を正答すれば合格。ただし調整が入ることもあります。

これを突破すれば、晴れて電験1種取得となります。

ただ、とにかく難しい。

本屋さんに言ってみてもわかるのですが、電験3種の参考書はたくさんあります。

ただ続く2種の参考書になると途端に少なくなります。3種の倍以上のボリュームがあるにも関わらず、2種については参考書が一冊も無い本屋さんが多いです。

その理由は、受験者が少なくなるというのも一つ(2種受験者は1万人満たないぐらい)ですが、範囲が広すぎる上に深すぎる。というのがあると思います。

電験2種の全ての範囲を網羅することはかなり難しく、参考書も過去問から頻出問題をセレクトして解説することで、合格の礎を作るような構成になっています。

2種でこれなら、1種の参考書はどうなるの?

もう実際に出題された過去問を解説するものしかありません。

そして、とてもそれだけでは合格できるものではない(多分)ため、自分なりのさらなる理解と勉強が必要です。

そういう常に向上心を持って日々勉学に励んでいる人たちが受験して、5%程度しか受からない試験なのです。

ですので電験道(?)は一番施設数が多い電験3種を取って終了する人が大半です。

日本の建物の大半は電験3種の範囲で監理が可能です。

そういう意味では電験2種を取った時点で箔付けの意味は完了している気もしています。

技術系資格の王様 技術士

技術士という資格を聞いたことがある人は少なくないとは思いますが、電気の世界では電験よりマイナーな資格です。

技術士は、その分野における技術を高いレベルで取得し、さらにその知識を継続的に高める能力を持ち、広めることができると国が認める人。

という個人的な印象です。

正確には(ぇ)

科学技術に関する高度な知識と応用能力及び技術者倫理を備えている有能な技術者

だそうです。(公益社団法人 日本技術士会)

さらに。

豊富な実務経験、科学技術に関する高度な応用能力と高い技術者倫理を備えている最も権威のある国家資格を有する技術者 公益社団法人 日本技術士会)

ともされており、最も権威のある国家資格。と表現しています。

とんでもない肩書の資格ですね。

ですが、一方で、この資格で何ができるか?というと

技術士と名乗って仕事ができる。

ということだったりします。

え?何かできるんじゃないの?

と思いそうですが、残念ながらそういう資格ではありません。

技術士は名称独占業務と言われていますが、技術士と名刺に書いたり、技術士事務所と名乗るのにも技術士の資格が必要です。

確かな技術を持っていると国が証明してくれる資格です。博士号と同等に扱われる理由もこのあたりにあるかも知れません。

電験1種と技術士の難しさ

そして電気の世界で比較されやすいのが、電験1種と技術士(電気電子部門)です。

どちらも最難関な資格なだけに、どちらが難しいんだ。どちらが偉いんだ。との議論があるようです。

個人的な見解だけ言えば、どっちもすごい。ですけどね。

電験1種であれば、全ての事業用電気工作物を扱えるのに対し、技術士資格では6600Vの管理もできません。

一方で技術士に求められる多様性、表現力、問題解決力、さらなる知識の向上などは電験では求められません。

色々見て回った個人的見解。

twitterなどで電験1種、続いて技術士と調べてみるとわかるのですが、

ただの知名度の差かもしれませんが、東大と京大みたいな感じかなと思います。東大が電験1種、京大が技術士です。

京都大学の人に、ライバルの大学はどこですか?と聞くと多くの人が”東大”と答えるのに対して、東大の人に同様な質問をすると、スタンフォードだ、MITだ、に並んで京大と答える人が多いようです。

どちらもとんでもなく高い能力を持った人しか入れない難関大学で、日本の首都東京を冠しているかどうかの違いぐらいかと思っているのですが、それ故に多くの人が東大が日本で1番難しい大学と思っている状況が伺えます。

ただ、電気界隈では少し状況が違います。

電験は電気界では最も有名で最も難しく尊敬される資格ですが、技術士(電気電子部門)は技術界で最高権威の資格です。

それこそ建設界でも、化学界でも技術士の名は通るでしょう。

幅広く通用する名誉資格としてはこれ以上無い資格であることは間違いありません。

電験の場合、同じ技術の人からでも、

3種と1種ってどっちが難しい方なの?

と聞かれることもあります。知名度の差は大きいです。

電験1種と技術士どちらを狙うか

最初に次にどこを目指すのが良いのか。という疑問について、今している仕事からすると、電験1種も技術士もどちらも名誉資格です。

じゃぁどちらが名誉資格として使えるか。ということを考えると、やはり技術士を選択することになりそうです。

将来的に幅広く仕事をする可能性がある。そして社会人としての経験が活かせる資格だと思うところが一番大きな点です。

正直、電験2種を計算問題よりで勉強してきた自分としては、論説中心の勉強は辛いものがありますが、自分の弱いところを補填する意味でも、技術士を狙っていきたいと思います。

まずは一次試験突破です。来年度は仕事が忙しくなりそうなので、のんびり行きたいと思います。

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