理系のFP2級受験体験記 最後の紙での試験を受けてきました(きんざい)

ファイナンシャルプランナー

2025年 5月25日(日)

FP3級とほぼ全てのFP2級がCBT化(パソコンで実施)されていますが、唯一FP2級の中でも、金融財政事情研究会が行うFP2級試験だけは、紙での実施がされています。

FP協会は2級以下は全てCBT試験化、きんざいは2級以下はCBT試験化されていますが、2級については紙で行うか、パソコンで行うかは選択することが出来ました。

自分の考える紙での試験とCBTでの試験のメリットデメリットはコチラ

FP2級の受験は紙にするかCBT試験にするか
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今回は、最後の紙での試験。ということで申し込んでおきました。

FP2級受験体験記

試験会場は某ビルの貸会議室。

電験だと大学を使用することが多いですが、ファイナンシャルプランナー技能試験は立地も環境もかなり良い感じです。

昔からあるような有名な試験は使用料の安い(?)会場を押さえてしまっており、ファイナンシャルプランナー技能検定のような比較的新しい資格は、お値段の高い会場しか空いてないのかもしれません。その分アクセスが良く、環境も良いかもしれませんが、試験料に跳ね返ってきているのかもしれませんね。

電験3種7,700円、FP2級試験11,700円(学科実技とも)

受験者の多いFP試験。

私の出席した会場だけでも1,000人を超える人が受験していました。

FP試験は、FP協会が資産設計提案業務、きんざいと言われる金融財政事情研究会が個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務などに分かれていますので、各業務に差はあれども、相当な人数が受験しています。他にもCBT試験での受験者も含めるとすごいですね。

FP協会、きんざいあわせるとおおよそ1回のFP2級の試験で6万人ほど受験しているようです。

1時間目 学科試験 10:00~12:00

試験開始時間30分前に到着し、指定された席に着きます。

見渡した感じやはり女性が多いかなと言ったところ。と言っても男女比は4:6ぐらい。

年齢層も様々で自分みたいなのだと浮くかなと思ったのですが、そうでもなかったです。

そして、時間通りに試験開始。

勉強の時に試験のように時間を計って問題を解いたことは無かったのでちょっと不安。

問題は・・・やはり過去問と似たようなところが問題の論点で、最後の試験だからと言って変わりは無さそう。

結構ひねってあったり、迷うものも多かったですが、120分中80分ぐらいで60問に取り組むことが出来ました。

残りは悩んで選択肢を絞ったものを確定させていきます。

残り20分まで考えて退出。分からないものは分かりません(諦)

学科と実技で受験番号が違う

実はこのFP2級の試験ですが、午前中(学科)と午後(実技)で受験番号が違います。

ということは、部屋が変更になる可能性もありますし、部屋でお昼ご飯(弁当)を食べれない可能性もあります。

また、大きなビルで一斉に外に出ようとする受験生に巻き込まれるのを避けるために途中退出しました。

外の木陰でのんびり弁当を食べて、お昼からの実技試験に臨みます。

午後 実技(個人) 13:30~15:00

午後の実技試験は、実際の相談業務に則した形式で出題されます。

Aさんがもし亡くなった場合の家族が受け取る遺族厚生年金の計算や、加給年金がもらえる条件。

投資、相続、保険、不動産など、5つの分野から出題されます。

そのため、実技試験と言えども計算ばかり出題されるわけでは無く、Aさんに何が適用されるのか。何が適用されないのか。特例は使える?

などの〇×問題や、文章穴埋め問題も出題されます。

簿記の試験のように、皆が一斉に電卓をたたき始めます。

中にはものすごい勢い(力)で電卓をたたく人も。

CBT試験のように、他の受験を行っている人と一緒の場合、こういう、ダン!ダン!と電卓をたたく人が同室だったらどうなるのでしょうか。

こういうのも運なのかもしれません。

計算問題には特に捻りは無く、過去問と似たような問題が出題されたので、条件を見落とさないようにしながら解くことが出来たのですが、

知識問題が厳しい。

聞いたことのない言葉が出てくる。

FP協会ときんざいの差はこういうところに多く出てくるような気がします。

FP3級もFP協会ときんざいとを選択することが出来ますが、きんざい側は知らない用語が多く、難しい印象でした。

じゃぁ、なんできんざいで2級を受けたのかというと、計算問題が定型なものが多かったからです。

恐らく配点の高い計算問題は、実技試験の目玉。

ここは落としたくない。という気持ちが強くきんざいを選びましたが、正直あまり変わらなかったかもしれません。

まぁ、結局こちらも分からないものは分からない。

として、計算問題だけ見直し再計算を行い、退出可能時間60分で退出。

ここで退出する人はそこそこいて、帰りのエレベータが結構込み合っていました。

FP2級試験を終えて

ということで、帰りに家族にお土産を買って帰宅です。

さぁどうでしょうか。

手ごたえとしては学科は7割ぐらいは自信を持って解答できたので大丈夫かな~とは思いますが、

実技試験は分かりません。計算問題の配点が高ければ問題ないのですが、その配点は公開されていませんのでふたを開けてみないとというところです。

ただ、どうやら、試験日の17時には公式サイトで解答が公開される様子。

ちょっと怖くてまだ見ていませんが、近々自己採点したいと思います。

それでは。

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