電験1種二次試験の合格発表が出まして、無事合格していることが確認できました。
4回目の挑戦にてようやく合格です。
そんな管理人ですが、今回の試験問題は非常に解答が捉えにくかったです。
事前に公式解答が出ていたのですが、2種にしても1種にしても、答えそれ?という感じのものが多かった気がします。どこまで幅広く捉えてくれたのかわかりませんが、少しびびっていました。
令和7年度 電験1種二次試験 電力・管理 自己採点
時間制限は2時間と長めではありますが、あっという間の時間です。見直しまでする時間がありますが、今回のように問題文をどう読むか?というのは難しい問題です。
電力管理は問1、3、4、6を選択。点数と共に記載しておきます。
公式解答
問1:再熱サイクル火力発電 15点~20点

(1)の問題については100字ほぼ全てを使って論説しました。
Ts線図上で囲われる範囲がタービンを回転させる力に使用した熱であることから、再熱器を用いて増えるエントロピーと元のエントロピーとそれら捨てられるエントロピーの割合から、効率が上昇すること、また温度が低下することによる腐食について書きました。
(2)は解答通り
(3)は熱サイクルであることに気が付いておらず、給水ポンプの熱量を加えてしまいミス。
火力発電の年ではありましたが、そろそろ燃焼の問題が出るかとも思っていました。
問3:脱調分離リレー 15点~20点?

解答は、事前演算方式や事後演算方式について書けばよかったのですが、具体的な脱調予測分離リレーシステムの検出原理と制御対象について説明してしまいました。
同じことを書いているように見えるかもしれませんが、模範回答はこちら。

そして自分の解答はこちら。(確か)
脱調分離する予兆として、電力動揺が見られる。その電力動揺の波形を検出し正方向、もしくは負方向に連続して3回増加する傾向を捉えることで脱調傾向と判断し、脱調分離未然防止リレーにて、分離後の系統において、電圧、周波数が適正範囲内に維持できる位置の系統遮断器に開放指令を出す。
というように、リレーの考え方とリレー動作の仕組みという全然違うことを書いてしまいました。
点数がどうなったのかはわかりませんが、これを勘違いしてしまった人は多いのではないでしょうか。
確かに(2)は脱調防止リレーの仕組みについての問題だったので、どちらかというと難易度が(1)より(2)の方が低いことを疑問に思いましたが、試験中はそこを修正しようとは思いませんでした。
(2)は説明の仕方は違えど内容は似たようなものでした。
問4:鉄塔落雷サージ 27点~30点

基本的な雷対策に関する問題と、進行波に関する問題でしたが、山場の進行波に関する問題は、過去に2度ほど出題されているため、解けた方も多かったのではないでしょうか。
ただ、進行波は苦手な人も多いかと思います。
一次試験で何気なく出題されている進行波の内容が、このように二次試験で具体例として出題されると案外イメージしやすくなる問題かと思います。
ほぼ解答通りとなりました。
問6:給電指令と速度調停率 20点~25点

問5の設備点検に関する問題もそうですが、需要な給電指令というのも幅が広く、試験中はどれが正解なのか非常に悩みます。
今回の問2もそうなのですが、出題者の意図に沿った解答かどうかは全く分かりません。
そして、内容は間違っていなくても、出題者の意図通りでないかどうかで、それが点数になっているかどうかも分かりません。
恐い。
というのが、論説問題よりも計算問題で稼ぎたいと思うところだったりします。
今回は出題された計算問題は全て解かせていただきました。
心配だった(1)ですが指令の内容がいくつかあり、おおよそ合致。
ただ、こういうのは表現の違いも怖いところ。少し低めの点数にしています。
(2)は解答通りでした。
電力管理の自己採点
これらを踏まえて自己採点結果は。。。
電力管理 77点~95点/120点
というところでしょうか。6割は固そうです。
令和7年度 電験1種二次試験 機械・制御
始まる前から焦りと緊張で手に汗がにじんでしまいます。
時間との戦いの中、選択した問題は問2、4を選択。
問2:誘導電動機とトルク 27点~30点
2年連続誘導機のトルクに関する問題が出てくるとは思いませんでした。
比較的解きやすい問題でしたが、最後の(4)の計算量が多い。
といってもまぁ、これならありかと思うぐらいですが、時間制限の厳しい機械制御では中々焦ります。
解答を見た結果、最後の(4)の答えもほぼ一致したので大丈夫だったのではないかと思います。
問4:フィードバックとフィードフォワード制御 22点~27点
何やら見たことの無い分割されたブロック線図でしたが、問題文の指示通りに解き進めまして、一応最後の問題は悩みましたが、結果は同じになった気がします。
ただ、自動制御の問題は数値のイメージができず、本当にあっているかどうかわかりません。
自己採点は計算ミスの可能性も含めて予想を少し低めにしています。
問2、問4共に時間内には、点数として重要な問題の前半戦のみを見直しをすることができました。ですので、計算ミスがあったとしても、それは後半部分で連鎖的に崩れることは無いと思いたい。
機械制御と二次試験全体の自己採点
これらの結果から機械制御は、
機械制御 49点~57点/60点
二次試験、電力管理・機械制御の合計 126点~152点/180点
というところかなと思います。
点数だけ見ていると余裕そうな点数に見えますが、自動制御で計算ミスしていないか、トルクの問題で実は間違っていないかなど、序盤のミスで大きく失点してしまうことが不安でした。

今までもおそらくそれで失敗しています・・・
結果として、合格率も例年にないぐらい高い年ではありますが、無事合格できたことをうれしく思います。



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