前回のFP3級の試験と内容の紹介をしましたが、今回は実際の受験時の状況と受験したCBT試験の注意点を紹介したいと思います。
簿記3級のCBT試験とはちょっと感じが違い、電験3種のCBT試験とほぼ一緒の状況で行われました。
前回記事で”理系でもFP3級”の勉強時間や試験内容について触れています。

FP3級 CBT試験の注意事項
注意事項と言っても基本は電験3種のCBTと同じ。
きっちり最初に洗礼を食らった人はきっと大丈夫でしょう(コラ)
学科と実技は連続で受けられるわけではない
FP3級試験は学科試験(90分)と実技試験(60分)とあります。
一回の申し込みで両方できるんだろうな、なんて思っていましたが、そうではありませんでした。
別々にCBT試験会場を申し込み。
連続な時間を設定できれば良いのですが、私の場合、

思い立ったら試験。
と思い、再び試験の三日前に申し込み。(CBT試験で最短日程)

さぁ、申し込むか。
と思ったら試験会場選びで一苦労です。
既に同一会場で申し込むことは難しく、希望の時間帯に近い状況で何とか選択します。
結果。
仕事を片付けたら、有休取ってお昼を食べずに学科試験会場へ直行。
90分の学科試験が早く終わることを見越して、終了時間の30分後に駅二つ分向こうの会場へ実技試験を設定。
その移動のさなかにお昼ごはんを食べて、60分の実技試験に突入。
まぁ何とかなるでしょう。と思って申し込んだものの、時間が不安で不安で溜まりませんでした。
予定外の時間
最初に言っておけば、もう少し余裕があったほうが良いです(汗)
比較的予定通りに学科試験会場にたどり着いたのですが、他の受験者の方もいて、中々受付が進まない。
係員の方も一生懸命ですが、本人確認から、荷物預け、スマホ、時計をはじめとした持ち込み荷物の制限、試験の流れの説明。
カンニング防止のために眼鏡の裏も確認されてました。
そういうことをした人がいるんでしょうね。
若干の焦りを感じつつも、ほぼ時間通りに開始。
・・・
学科試験と次の会場への移動

学科難しくない?
見たことの無い問題を見ながらそんなことを思いつつも、ここで早く終わることでお昼ごはんが食べられるかどうかが決まる。
との思いで問題を解き続けます。
見直しもそこそこに、試験終了。
経過時間はおおよそ40分。
ですが、この試験終了のボタンが怖い。
前半結構わからなかった。大丈夫だろうか。
だが、お昼ご飯の時間を削りたくない。6割で合格。どうだ。
ポチ。
47点。
がーん。まじか。結構間違えてたんだ。
と思ったら、横に”/60点”の文字。
びびらせやがって。8割ぐらいいけてるじゃんと思い直し、受付へ。
思っていたより時間ができたが、焦りと緊張でご飯はそこそこでいいやと判断。
吉野家でさくっとおいしくいただいて、次の会場へ。
だらだら過ごして、30分前に次の会場へ。
CBT試験の案内には15分~30分前に受付してくださいとありますのでOKでしょう。
ということで受付。
受付の人も、30分後に試験ですが今から受けることもできますよ。
と。
じゃぁ。
と荷物を預け、早速開始。
2つ目の試験会場は資格試験で有名なTACさん。
自習室みたいなところの一角がCBT試験パソコンというちょっと変わった感じ。
ただ、そこは資格試験の自習室。
めちゃくちゃ静かです。
さぁがんばっていきましょう。
実技試験と大事な電卓
実技試験は小数点以下の細かな計算も出てくるため電卓は必要かと思います。
ただこちらも電験3種と同様に電卓の持ち込みはできません。(簿記3級はOK)
電卓はPC内部のを使用しますが、やはりこれは使いにくい。
一応テンキーも使えますが、電卓とは違いますしね。結局クリックしながらしのぎましたが、×と÷の使い方がちょっと苦戦。
電卓だと打った順番に計算してくれますが、PCはしっかり四則演算の順番を守ってくれちゃいます。
注意しましょう。
実技試験は見たことの無い問題というのは少なく、順調に終了。
試験時間は60分ですが、30分で終了。
ポチ。
80点。
おお。(ちょっと安心)
ですが案外間違えてる。
基本過去問とほぼ同じ問題が出題されますが、ちょっと勘違いしていたものもあったようです。
保険の特約の扱いが苦手です。
再び受付をして、試験終了です。
合格発表は翌月の中旬
何を言っているの?と思われるかもしれませんが、今回はCBT試験の結果が表されただけです。
合格発表は翌月。該当する協会から発表され、それをもって合否が決定します。
これが何を表しているかというと。
この合格発表まで、2級試験を申し込むことはできません。
簿記3級の場合はその場で電子合格証が発行され、合格となりましたが、FP試験はそうではないようです。
後日合格証も送られてくるみたいですね。
なんだかそちらの方がうれしい気がします。ちょっと簿記は味気なかった。
FP3級の受検終了と勉強方法
ということでFP3級CBT試験で受験してきました。
やはり二コマあるため、ちょっと試験時間を計画するのが大変ですね。
電験3種の場合4コマあるため、もっと計画的に試験時間を設定する必要があります。
一方で、電験3種の場合、毎週1科目ずつ受験する。ということもできるため、最後の追い込みを重点的に行うことも可能なのはうれしいところ。
FP3級は自分みたいな歳を重ねた人からすると、そういった追い込みをかけるほどのものではないため、一回で終わらせたいと思ってしまいます。
また、勉強方法はYoutubeのほんださんの東大式FP3級爆速講義
と、FP3級過去問道場で過去問演習をさせていただきました。

前段の爆速講義を一通り聞き、過去問を過去問道場で学科60問。実技20問解いてみて、7~8割程度取れたので、その日にCBT試験を申し込み。
試験までに3回ほど過去問を解いてみて、本番に臨みました。
結果8割程度の正答率で合格ですが、案外知らない単語とかが出題されました。
FP3級試験は〇×の2択問題であったり、3択問題だったりするので、なんとなく当たってしまったりもします。
この後2級のことを考えるとちょっと大丈夫かなと思ってしまうような試験内容でした。
2025年4月1日からFP2級試験もCBTで受験可能です。
ですが、きんざいであればまだ紙での受験も可能です。
本番の雰囲気に慣れる意味も込めて、受験しに行ってもいいかななんて思っていたりします。
まずは2級の勉強ですね。
次は簡単にはいかないでしょう。
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