こんにちは、はっちです♪
普段は電気系の仕事をしており、電気の勉強に関する記事を多く書いているのですが、今回は分野を変えて情報系資格について書いてみたいと思います。
ただ、取得したのはもう20年ほど前。
取得の経緯から、一緒に取得したメンバーの話をしていこうと思います。
合格後の会話として忘れられないのが、研究室の先輩、同級生(女)、自分の3人でOSのデュアルブートについて話をしている時のことです。
もちろん合格しているので、それ相応の情報の知識は皆が持っていたはずです。
Linuxを入れるのもいいけど、WindowsはGUIが優れているからね。
先輩、GUIって何ですか?
ぇ?(基本情報取ったよね?)
ん?Graphical User Interfaceのことだよ。
あぁ、絵を描くソフトのことなんですね!
ぇ・・・っと、そうだね^^
先輩の困惑具合が伝わってきました。
お前一体何勉強してきたんだよ・・・と思ったことは忘れられません。
彼女はすごく頭が良いのですが、その範囲だけで完結させてしまうため、実用面での活用を期待できません。資格は資格。空虚な資格にならないように気をつけねばと思う記憶です。
大学の研究室にて基本情報試験受験決定
遡ること20年前。
20年前に情報系学部なんてあるの?
とかいわないでください。ちゃんとあります。
大学にはWindows2000が入っており、まだフロッピーディスクが活躍していました。
初めて触るパソコン。
どきどきわくわくしながら”情報概論1”とかいう講義を選択して、ソフトウェアやプログラムの講義が受けられると思って期待していたのですが、エニアックやらエドサックやらで始まり、ARPANETというインターネットの始まりについての情報の歴史のお勉強だったというがっかりした記憶があります。
パソコンに触りもしませんでした(TT)
正直あの頃の情報教育が40代とかの情報嫌いを生んでる気がします。
其のころ、CDが焼ける(複製)ことが画期的で、そのCDを焼いている間は何もパソコンの操作をしてはいけない、というような不文律があったような時代です。
その頃の名残か、動画をエンコードしているときなど、なんとなくパソコン操作を何もしないようにしているのはここだけの話です^^;
また、コンピューターリテラシーに厳しく、大学のネットワークに接続するためには、きちんとLANとセキュリティのことを理解しておく必要があり、接続するためにはLANカードの接続からネットワーク設定を自ら行えることを、試験で示す必要がありました。
ちょうどWinMXとかWinnyとか流行っていた時代だったので色々厳しかったのかもしれません。
同級生は4人、うち1人女性
そんな理系大学ですが、その研究室では理系には珍しく女性が一人いました。
ちょっと変わった娘なのですが、頭は良い。ただちょっとずれてます。
そんな娘が、
情報系研究室なんだから、資格取ろうよ。
え?コイツ何言ってんの?
と思ったことはおいておいて、こういう時の理系の女の子というのは発言力が強くなります。
ちなみに所属していた研究室は、情報は情報ですが、制御情報という分野で、機械制御がメインです。MATLABとかMathmaticaとかでのシミュレーションが主です。
まぁ、ありか。と思って受験したのがきっかけなのですが、、、
工学系女子あるあるかもしれませんが、この娘がプライド高い。
やろうよ!と声かけておきながら、勉強は個人プレイです。
申し込みも個人。結果会場もバラバラです。当時って郵送で申し込みだったような気がします。
また、如何に相手を出し抜くかと考えているような娘なので、協力は望めません。
結局どこまで個人プレイだったかというと。
合格発表の日に、そのことに誰も触れないぐらいです。
男性陣同士、お互いどうだったか、問題はどうだった?などの話ぐらいはしたかもしれませんが、合否については触れてはいけない、というぐらい個人プレイでした。
誰が合格したか分かりませんでしたが、その娘と自分は合格したようでした。(不確か)
試験と花粉症、そして試験官の優しさ
試験当日の話に戻ります。
大学で田舎から都市に出てきて数年。そのせいか分かりませんが、急に花粉症になってしまい、鼻水がとまりませんでした。
ただそのころ、薬を飲むという考えは全くなく、ただただ鼻水に耐える。という苦行の日々。
特にその試験の日は春期日程。花粉もがんがん飛んでいます。
それを見越してポケットティッシュ3つ持って行ったのですが、全然足りません。
ただ、試験中にどうにかすることもできず。目の前にあるティッシュの山から汚いですが、きれいなところを使ってなんとかやり過ごしていたところ。
すっ
何気に試験官の方が横に来たかと思ったら、ポケットティッシュを置いて行ってくれました。
めちゃくちゃありがたかったです。
積もるティッシュの山、過ぎる時間。
何とか試験終了です。手ごたえよりも何とか鼻水との戦いを乗り切ったことのほうがほっとしました。
帰り際に試験官にお礼を言って退出です。
本来ダメですよね。多分。
自分と試験官が結託して、試験中にカンニングできるように何かを手渡した。
と思われかねない行為です。ただ状況を見て、他の試験監督の方も見逃してくれたのだと思います。
後になって色々思いましたが、本当に助かりました。
ただ、ボックスティッシュもって受験していた人もいたような気がします。色々まだおおらかだったかもしれません。
基本情報処理技術者試験の当時の午後試験言語
今は基本情報処理試験の鬼門であるプログラミング言語ですが、Java、C言語、Python、アセンブラに加えて表計算があるみたいですね。
当時(20年前)はJava、C言語、アセンブラ、COBOLから選択して解答をする形式でしたが、大学ではBasicとC言語しか勉強してなかったんですよね。どうやって合格したんでしょう?(お前だろ)
アドレスの格納問題が出題されて、意味わからん、と思ったことは記憶しています。
C言語では逆ポーランド記法が出題されたことは覚えています。
最近少し情報について勉強してみようかなと思っているのですが、まだ知っている言葉が出てきてうれしいです。もう化石になっているかと思っていましたので^^;
基本情報の知識は無いけどやったことは覚えている
今回、応用情報技術者を受験しようかなと思って今回のことを思い出しましたが、参考書を見ていても、何か見たことは覚えているんですよね。
学生時代、それも記憶力に頼った合格だったとは思うのですが、なんとなく勉強で触れたことがあるというのはまだとっつきやすいです。
ただ、もう20年以上前。
はっきり言って、基本情報技術者の内容よりも最初に書いた彼女との会話と、ティッシュの山が記憶に残っています(汗)
そんな自分ですが、応用情報技術者試験勉強編へ続きます^^
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