電験2種で薦められる論説の参考書の出題率

電気主任技術者試験(電験)

先日電験1種の勉強用として、専門書を含む勉強に役に立ちそうな本を紹介させていただきました。

その中で、一体どれぐらいの問題が本の内容で解答できるのか。ということを論説問題を対象に調べ表にしてみました。

また、これらの本は1種、2種向けとして紹介されていることも多々あります。

では、2種の問題ではどれぐらいの的中率なのかを見ていきたいと思います。

今回は参考に、キーワードで学ぶ電験2種論説対策を追加して調べてみようかと思います。

ただし、このキーワードで学ぶ電験2種論説は現在は改訂新版が販売されています。

私の所持しているものは旧版となりますことをご容赦ください。

今回は1種、2種対策としてよく見受けられる4つの参考書

今回は論説対策として選出しております。

・電力系統

・電験一・二種/技術士 合格に導く分野別最重要テーマ

・キーワードで学ぶ電験2種論説問題(旧版)

・徹底攻略 電験1種 電力

で見ていきたいと思います。

各参考書の大まかなテーマは以前の紹介記事を参考にしてください。

電験1種電力を含めたのは、電験2種の問題は、電験1種の問題を参考にしていることが多いと感じるためです。

ということで、この3つの参考書を令和5年~令和7年に電験1種で出題された問題について評価してみました。

直近3年の問題を選定しているのは、参考書が問題に対応する前の問題で比較したいからです。

若干の解釈違いはあるかもしれませんが、次のようになりました。

〇が2点、△が1点とし、空欄は解説自体が無いか、出題テーマが違うなど今回は論説対象なので、問がほぼ計算問題のものは灰色背景にしています。

やはり全体の傾向として、参考書に掲載されていることが多い内容を含む年(表の中で〇や△が多い年)というのは、合格率が高めで、逆に令和7年については令和5年、6年と比べても非常に掲載量が少なくなっています。

令和7年は計算問題も対称座標法を用いたりと、かなり難易度が高めであったため、受験生の所感として、難しかった。という意見が多かったですし、私自身もそう感じました。

それぞれの専門書(参考書)について見ていきたいと思います。

電力系統 カバー率37.5%

どの年も問6の系統的な話については、そのタイトルの通りかなりの的中率を出しています。

一方で電験2種は個別具体的なテーマが出題されることも多いため、その当たりで少し点数が下がっている印象です。

やはり系統的な話は1種で多い傾向ですが、近年の大型分散型電源(メガソーラーなど)による出題も増えてきていることも

あります。さらなるステップアップを狙う人としては、他の人に差がつく範囲化と思われます。

技術士最重要テーマ カバー率58.3%

まさかの50%を超えてきました。広い範囲を網羅しており、個別具体的なテーマにもしっかり触れて解説しているためか、多くの問題で的中させています。

特に令和6年については、出題された問題は、ほぼ掲載されている内容でした。

かといって点数が取れるわけではありません。

掲載量は多いですが、電験に出題されそうな内容を厳選すれば、若干ですが勉強量を軽減できるかもしれません。

内容が1種、2種、技術士対応とされているため、手が出にくい参考書かもしれませんが、勉強しておくと良さそうです。

キーワードで学ぶ電験2種論説問題 カバー率54.2%

こちらも50%を超えた的中率です。

抽象的だった昔の過去問の解説も含まれておりますが、その抽象的な内容を具体的に解説してくれる参考書です。

令和5年の的中率がかなり高く、論説対策本としてかなり有用ではないかと思います。

改訂新版が出ていますが、基本的に重要なところは変わらないと思われます。

2種対策となっていることから、こちらの本で勉強している人は多いのではないでしょうか。

徹底攻略 電験1種 電力 カバー率58.3%

感覚的ではありましたが、やはり電験1種で出題された問題というのも多く採用されているようです。

その的中率もですが、令和7年度は選択肢無しの穴埋め問題が3題出題されました。

一次試験においては選択肢ありの問題が出題されます。

その問題を選択し無しで埋めることが出来るようになるための参考書として一次試験対策を用いるのも良いのかなと思います。

以前と違い、一字一句合っていないと点数が無い、ということは無さそうで、近しい意味の語句が記載されていれば点数がもらえそうと感じています。

2種二次試験の傾向

最近の傾向では、穴埋め問題が3題出題された令和7年もそうですが、1種試験も含めて論説問題の出題傾向が高くなっています。

ただ、それらは非常に範囲が広く、勉強がとても大変です。

では、どうやって勉強するか、ということを考えた時に参考となりそうな専門書を選抜して評価してみました。

正直なところ、2種の勉強で1種や技術士の範囲が含まれた参考書を選ぶということはかなりハードルが高いものと思われます。

それだけ余裕がある、もしくは既に1種を狙っている、という人はそれほど多くは無いと思います。

き時間や通勤時のお供など、プレッシャーになりすぎない範囲で勉強していただければなと思います。

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