知っておきたい電験の試験と時間調整

電気主任技術者試験(電験)

こんにちは、はっちです。

もうついに試験まで1週間になってしまいました。

カウントダウン。。。というほど、3年目なので気にしてはいませんが、やはり残りの日数というのは気になってしまいます。

さて、試験前までに確認しておきたい事項としまして、時間の配分や調整は知っておいた方がよいでしょう。

重要な時間の感覚

電験3種は悩みながらもどの科目も時間が足りなくなりそうですが、電験1種、2種ぐらいになってくると、電力、法規など、時間が余ってしまうことが多い科目も出てきます。

一方でまったく時間が足りないと感じる理論との差と、それぞれの時間の感覚について書いておきたいと思います。

比較的余裕:電力の時間

まずは時間に余裕のありそうな電力と法規です。まずは電力から。

1種、2種の電力は二次試験でとんでもない計算問題が出題されるせいか、一次試験では計算問題はあまり出題されません。

そのため、ほぼ知識問題で占められるため、分かってしまえばあっという間に終わります。

それこそ30分かからないこともありますが、分からないと、なんとか10数個ある選択肢を絞って回答する必要があります・・・。

ただ、分からないものは分かりません(汗)

電力の制限時間は1時間半。考えて解答にたどり着けそうならがんばります。

ですが、一度目の一年目試験でもかなり余裕があったため途中退出させてもらいました。

同じように早く終わった人もかなり多く、結構の人数が外に出ていました。電力はお昼前に実施されるため、次の試験の準備やお昼ご飯を食べたりしている人が多い感じです。

比較的余裕:法規の時間

法規については、若干計算問題が出ることがあり、さらに時間は65分と他の科目よりも短くなっているため、そこまで余裕はありません。

念のための注意ですが、法規試験は途中退出制度がありません。

一日の一番最後の試験でもありますので早く帰りたい気がするのですが、そうはいきません。

※3種法規はがっつり計算問題が出題されるため、時間の余裕はあまりありません。注意してください。

時間にあまり余裕が無い:機械

機械科目は難敵です。計算問題も出題される上に、選択問題があります。

まずは、2つある選択問題をどちらを選ぶかは、ある程度想定しておく必要があります。

得意分野があればそれを狙ってもいいのですが、やはり難易度差が気になるところです。

空調関連、情報処理、メカトロニクスなどは勉強しにくい分野ですので、捨てる科目も必要かもしれません。

そして計算問題もかなり厄介です。

ちょっとした数式で解ける問題もあれば、対称座標法を持ってくる問題もあったりするため、その難易度差に時間が足りなくなってしまう可能性があります。

ある程度見切りをつけて、文章題を中心に解いていき、計算問題はじっくり取り組むようにしたいですね。

3種においては、この科目が難敵。とにかく範囲が広く分からないことが多い。そのため時間がかかる人ほど良く勉強している人かもしれません。

時間が無さすぎる:理論の時間

電験3種から1種まですべての段階で行く手を阻む理論科目です。

特に2種、1種は時間配分が大事。

問題ごとの配点も違うため、どこに時間をかけるべきかを問題を見ながら考える必要があります。

電験2種はA問題が大問1問15点×4、B問題が大問1問10点×3の90点満点

電験1種はA問題が大問1問10点×4、B問題が大問1問20点×2の80点満点

さらに、どちらも最終問題は2問から1問選ぶ選択問題。

ですので、電験2種試験はA問題を中心に取り組めばよいのですが、電験1種試験は選択問題を含む、高配点のB問題をどうするかが大きな分かれ目になります。

そしてほぼ全て計算問題が出題されるため、考えて計算して解く必要があります。

さらに難易度差もあれば計算量の違いも非常に大きく、まともに解いたら、それだけで30分取られるような問題もあり、他の問題を解く時間が無くなってしまうため、その場の判断が重要です。

ただ、どういう構成で来るか分からない以上、対策は難しく、色々やって慣れておくしかないんですよね。

ここばっかりはどれだけ勉強しても不安はぬぐえません。

一日の一番最初の科目でもあり、最大の山場である理論。

ここを楽に超えることができるかどうかが、一次試験突破の大きな分かれ目になります。

がんばっていきましょう。

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