2021年課目3問9(4)三相誘導電動機の拘束試験
定格出力\(30kW\)、定格電圧\(440V\)、定格周波数 \(50Hz\)、極数\(6\)の\(Y\)結線された三相誘導電動機の拘束試験を行い、次の結果を得た。
供給線間電圧 \(V_T = 60 [V]\)、線電流\(I_T = 60 [A]\)、三相入力 \(P_T = 3.2 [kW]\)また、端子間で巻線抵抗を測定した時の値\(R_T\)は\(0.212[\Omega]\)であった。
1)\(Y\)結線の端子間での抵抗測定値から、一次巻線抵抗\(r_1\)は\(\fbox{A} \times 10^{-1}[\Omega]\)となる。
2) 拘束試験時の三相入力と線電流から、一次巻線抵抗\(r_1\)と二次巻線抵抗\(r_2\)の合計\((r_1 + r_2)\)の値を求めると\(\fbox{B} \times 10^{-1}[\Omega]\)となる。
3) 拘束試験時の三相入力は一次、二次両巻線で消費される電力であり、この内二次巻線で消費される電力(二次入力 \(P_{2T}\))の値は\(\fbox{C}[kW]\)となる。
4)この誘導電動機の、全電圧始動 (直入始動)時の二次入力\(P_{2s}\)の値は印加電圧の\(2\)乗に比例するので、\(\fbox{D}[kW]\)となる。
令和3年 電力設備問9(4) 三相誘導電動機の拘束試験 2021年 エネルギー管理士試験
三相誘導電動機の拘束試験ってどんな試験なの?ということを問題を通して説明できればと思っています。訂正:30:50 頃に記載の式で、V1とV2が入れ替わっております。正しくは拘束試験時と同様です。エネル...
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