社会人が電験2種を勉強する前に電気数学を勉強した方がいい4つの理由

電験2種

 

はっち
はっち

なるべくならお金をあまりかけずに電験受かりたいな~。

数学なら高校でもやってるし大丈夫じゃないかな。

そう思う方も多いかもしれません。

今回は電験2種を勉強する前に電気数学を別で学んだ方がいい理由について書いていきたいと思います。

わざわざ電気数学を学ばなくても、科目毎に勉強していく中で、わからなければ昔の教科書引っ張り出せばいい。

そう思うかもしれません。

そうできるかたもいるかもしれません。ですが、それをオススメしない理由も含めて書いていきたいと思います。

電気数学を先に学んだ方がよい理由

はっち
はっち

まぁ、なんとかなるでしょ!

と取り組もうとして、最初に躓くのは内容もさることながら、理解するために必要な数学です。

久しぶりに勉強するのであれば、三角関数の加法定理など大丈夫でしょうか?

sinとcosの変換だったり位相差が付いたときに入れ替わることなど。

\(\sin (\frac{\pi}{2}-t)=\cos (t)\)

また微分や積分も忘れていないでしょうか。

\(e=N\frac{d \phi}{dt}\)

参考書などには当たり前のように書いてあり、解説などはありません。

理解しようとしても、式変換がわからないとなると、その先真っ暗。

電気数学を最初に勉強してもらうことを最初にオススメする理由の一番大きな理由は、

躓くところを減らすことです。

電験の勉強はかなり難しい分野です。

そのため、理論的なところでも、知識をつないで考えるところでも、分からない箇所が多数が出てきます。

参考書1ページに2か所、3か所とわからないところが出てくると、格段に下がるのが勉強に対するモチベーション。

一か所わからない。なんとなく後で考えるとして読み進めようとするとすぐにまたわからない箇所が出てきます。

分からないところが二か所、三か所と出てくると、それらが頭の中で複雑に絡み合った結果、

はっち
はっち

何もわからない。

という思考に陥ってしまいます。

これが、勉強していると本当につらい。

特に社会人の勉強の多くは強制でやらされているものではないでしょう。

一人で勉強し続け、受かるんだ!

とモチベーションを維持し続けるのは中々大変です。

躓くたびに昔の教科書を振り返ることができる人はいいですが、釣られてモチベーションが落ちないか心配です。

必要な電気数学だけを勉強できる。

先ほどのように躓いたところのみ勉強をしていくと、分からないのが、必要な電気数学の全体像です。

電気数学で一冊参考書を勉強しておくことで必要な数学の範囲がわかり、たとえそれを超える範囲が出てきても、

それだけ覚えておけばいいんだ。

と追加で覚えておけばいいとわかります。

逆に、必要な範囲が分かっていないと、この分野も勉強する必要があるのか。。。と当時学んだ数学の授業時間を思い出してうんざりするでしょう。

先が見えている勉強範囲と、先の見えない勉強範囲は、同じ内容でも先の見えない勉強範囲の方が途方もなく大きく見えます。

行列はそれほど詳しくなくても大丈夫

出てくると、げっ。と思う良い例が”行列”かなと思います。

行列って、あれ?()の中に一杯数字があるやつ?計算の仕方なんて忘れたよ。

という人が多いかなと思います。

\(A=\begin{pmatrix} 5 & 3 \\ 7 & 2 \end{pmatrix}・\begin{pmatrix} 1 \\ 2 \end{pmatrix}=\begin{pmatrix} 11 \\ 11 \end{pmatrix}\)

電験2種で行列は出てきますが、内容は初歩の行列です。

※ H28年に一度現代制御理論が出題されましたが、古典制御の範囲を少し超えた程度で済みました。固有値の求め方は覚えておいたほうが良さそうです。

必要な部分だけ勉強しておけば大丈夫です。

過去問も含めて必要な数学を見ておけば、漏れがあるんじゃないか、気が付いていないところがあるんじゃないか。

そんな不安も無くなります。

数学が苦手、と思わなくなる。

社会人になってずっと触れてこなかった計算には苦手意識を持ってしまうかもしれません。

分からないところで振り返る電気数学は、わからない=苦手となりやすいです。

それが毎回毎回出てくるよりも、一気にスパッと最初にやってしまうことで、苦手を得意にしてしまいます。

そもそも、電験に必要な電気数学はそれほど広い範囲ではありません。

問題の肝になる電気の理論さえ押さえておけば、後は押さえた数学力で解けるものも多いです。

最初に勉強しておくことで後からスムーズに勉強が進むのではないでしょうか。

余裕をもって電験の問題に取り組める。

これは自分が使用した電験2種電気数学入門帖を利用した結果なのですが、

必要な電気数学の基礎を学んだ後に、電験で実際に出題された問題を例題にしてあります。

電験 数学入門

自分の今勉強している数学がどのように電験で必要になるのかがわかり、勉強するモチベーションの維持に役に立ちます。

当然なのですが、この入門帖に出てくる2種の問題はこの時点では解けませんでした。汗

ただ、その時は解けなくても、後から、

あぁ、そうか。なるほど。と。

実際の電力や機械の勉強をした時にすんなりと納得できることで、勉強効率が上がりました。

掲載されている例題
速度の2乗に比例する負荷トルクを負った三相誘導電動機の速度制御を二次抵抗制御法によって行う場合、二次銅損が最大となるすべりの値を求めよ。

え?数字は?記号は?という実にハテナ?な問題に直面しても、最初にこういう問題が出題されることを知っておいたことで、勉強を進めるうちに、

そういえば、あの時の問題、今なら解けるかも。

と思い出して振り返ったこともあります。

当然ですが、こういう問題に対して最初は、

はっち
はっち

数値も記号も書いてない問題にどう取り組むのか、わかるわけないじゃんよ・・・

となっていました。

電験2種を勉強する前にオススメする参考書

電気数学を最初に勉強した方がいい理由4つ挙げてきましたが、まだ他にもあるかもしれません。

限られた勉強時間の中で成果を上げるためにも、少しですが遠回りして基礎をしっかり固めることが、結果として合格の近道になると思っています。

自分のおすすめする参考書は

こちらで自分は勉強しました。

内容は2種にとどまらず1種にも活用できるぐらいの数学レベルなのですが、それを思わせない基礎レベルからの分かりやすい内容と、参考書の構成は、かなり推敲が重ねられているものと思います。

いつの間にか電験に必要な数学力が身についているという感じです。

次に書き込み式電気ドリルはかなり評判が良さそうです。

著者は電気主任技術者連盟の会長でもあるleseさん。

この人が説明する内容がわかりにくいわけがない。というぐらい簡潔でわかりやすい解説にこだわられている様子がツイッターなどで分かります。

電験で使う電気数学はほとんどが高校で習う範囲です。

尚更昔の教科書で勉強すればいいと思うかもしれませんが、高校の数学は電験の範囲を飛び越えてしまうものもあります。

社会人の限られた時間の中で効率的に必要な勉強を進めるためにも、電気数学用の参考書などで勉強することをお勧めします。

それでは。

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