アラフォーにもなると若いころに比べて記憶力が落ちてきたなと思うことがあります。
ただ、そのことを悔やんでもしょうがありません。今ある記憶力で戦うしかないのですが、電験の勉強をしてきてそれほど悲観的になることもないかなと思いました。
ぶっちゃけ、今ある記憶力でしかわかりませんので比較の仕様がありません(苦笑)
ということで、こんな風に勉強しました。ということの全体概要を紹介したいと思います。
効率の良い(と思っている)記憶法
ここではアラフォーですが無事電験2種を取得した際の記憶法を紹介します。
効率の善し悪しはあると思いますが、経験としてこうやったほうが良さそうだと感じています。
まずは理解できるよう心掛ける
ただ覚えるだけの記憶は定着しにくいです。
何かと関連付けて覚えるのがいいのですが、電験の場合、理論的に結び付けるのが応用力を磨くことに繋がります。
ですので、なるべく内容を理解してから覚えるという作業に入ります。
言い換えれば、理解できるようになるまでは、覚えるという作業よりも、問題を解くことに集中します。
ですが。
当然、すんなり行く訳ありません(苦笑)
ですので参考書をわからないながらも3周してからようやく、理解できる場合もありますし、未だにできないのもあります。。。(機械科目なんて、機械なんて・・・)
もちろん解けたことで覚えているのもしっかりとした記憶の定着になりますので忘れないようにします。
気分転換をしてから思い出す
そんな当たり前なこと?
と思われるかもしれませんが、これが記憶の定着としては早いと思います。
そう思っていても中々復習って前に進んでいないようで辛いんですよね。
でも大事。
すごく大事なんです。
ただただ普通に繰り返してもすぐに忘れてしまいます。
自分はいつも夜、子供が寝る9時ぐらいから勉強を開始し、11時ごろまでキリのいいところまで行い、その後少しマンガを見たりして気分転換をします。
そして、一度頭を切り替えた後、布団に入ってから今日やった問題を頭の中で解きなおします。
できなければ、問題の概要とポイントを思い出します。
そのうち寝てしまいますがそれでいいと思っています。あれ?と思ったところは起きたら軽く復習します。
自分は朝が弱いので、起きてすぐには中々勉強できません。
朝は本当に思い出す程度に復習するだけです。
こんな感じで、勉強をしたらすぐに復習するのではなく、一度気分転換をしてから思い出すようにしていました。
仕事の昼休みに勉強したら、帰宅時に思い出しながら頭の中で問題を解くことで復習します。
わからなかったり解けなかったりすれば、参考書を見ます。
そこで覚えた記憶もまた残りやすいです。
そうこうしていると、夢の中で電験の問題が襲い掛かってきますが、解いてやりましょう。(ヤメテ)夢の中だとものすごく鮮やかに華麗に解けることがありますが、たいていあり得ない解法なので忘れてしまいます。(@夢の中)
また、翌日の勉強時間に、昨日の復習をすることもありました。
この辺りは記憶の定着率を見て、簡単に言えば頭の中で解けなかったら復習から入ったりします。
まぁなんで少し間を空けて問題を思い出すようにしているのかというと。
すぐに復習して解けないと悔しいからです!
昔だったら覚えていたのに~と比較ができもしない頭脳の劣化を無理に認めてしまうようです。
少し間を空ける(頭を切り替える)ことで、また思い出すという作業にすることでゲーム感覚にしています。
あぁ~まだ覚えられてないな~と言い訳じみた話にしてモチベーションを下げないようにしています。
モチベーションは集中力につながります。
年と共に増えていくらしい集中力を有効に使うためにも、モチベーションの維持は大事だと思っています。
土壇場の記憶法
すべての問題が理解できたからといって、覚えやすい土壌が作れるとは限りません。
本当に覚えにくかった光度と輝度、光束など
理論のビオサバールの公式や、電流密度の式など。
不等率、需要率、負荷率など。
よくわからない上に試験で使うかどうかわからないものなどは、単語帳にまとめておきました。
試験日当日の電車の中や試験開始寸前の休憩時間で一気に見直せるように、科目ごとにまとめておくことで、直前に記憶できるようにしておきます。
この辺りは記憶のフレッシュ差で勝負です。
試験時間が終わったら忘れてしまってもいいかなというぐらいで、頭で覚えるのではなく、目、もしくは口で一時的に覚えます。
目?口?何言ってるの?バカなの?
と思うかもしれませんが、案外ばかになりません。(ひどぃ)
解法を理解して解く方法も記憶ですが、覚えにくいものは目で見て、映像で記憶しておきます。
今まででも、
あぁ~ノートのこの辺に書いたのに!!!
なんてことが無いでしょうか。よくわからなくても映像として記憶に残しておくことで、ノートの1ページを思い出せるようになるのも一つです。
また、口で覚えるというのも効果的だと思っています。
「口で覚える。」=「言葉に出して覚える。」という短い時間の間なのですが、何かを喋ろうとする時、頭の中でしゃべる内容を思い出し、言葉として出力する時にもう一度思い出します。
スイヘーリーベーボクノフネなどは原子記号の覚え方ですが、あれなどは口で覚えている代表格じゃないかと思います。円周率なんかもそうかもしれないですね。
歌も覚えやすいですよね。リズムを入れるとまた定着しやすくなるような気がします。
実際に帰り道に独り言をぶつぶつ言っているのは恥ずかしいですし迷惑ですので口パクで対応です。
あくまで記憶法としてですが、使える方法だと思っています。
そんな理由から、どうしても記憶からこぼれてしまうもの、覚えにくいものは、最終的に単語帳にまとめて、喋りながら(口パク)覚えようとしました。
一次試験で何点かはそれで拾えたのではないかと思っています。
記憶方法のまとめ
まずは理解するために問題を解く。
理解できたら、頭の空き時間に復習します。
それでもこぼれる記憶は単語帳にまとめておきます。
効率的であるかどうか、人それぞれだと思いますが、記憶を定着させるためにこんな方法を使いましたよ。
という紹介です。
もちろん最初からこういう方法を確立していたわけではありません。
一次試験の勉強をしていくうちにどうしたら忘れないようにできるかな?と色々試行錯誤した結果です。
これら頭を使うことで、どんどん頭は鍛えられてきます。記憶力も良くなっているかもしれません。
また、一度解けた問題を次に解けなくてもしょうがないと思うようにしています。
もう、しょうがないですから。それは。
ですが、解けなかったということでまた、記憶が定着してきています。若いころに比べてゆっくりでもいいんです。今が感じられる一番良い時ですから。
どんどん鍛えて記憶を上向きにするような下地を常に作っておくことも大事かもしれないですね。
それでは。がんばっていきましょう。
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