技術士二次試験は合否発表と共に成績も一緒に載ってくるのですが、A(60%以上)、B(60%未満~40%)、C(40%未満)や、〇、×などの曖昧な表記しかありません。
詳細な成績を知ることで、自分がどこが弱いのか、強化すべき点が見えてきますので、この成績開示で得られる情報は大きいです。
案外大事な情報なので、普通に教えてほしいところではあるのですが。今のところ、開示請求をすることで教えてもらうことができます。
ただ少し注意事項もありますので、ご確認ください。
技術士成績開示請求に必要な書類
昨年度(令和2年度)までは無料で成績の開示請求ができたのですが、今年度(令和3年度)分から300円の定額小為替証書を同封する必要があります。
必要なものは、300円の定額小為替証書×件数(3回受験して3年分欲しい場合は3件。一次試験も1件として請求できます。)
成績開示請求にはいくつかの書類が必要です。
技術士試験に関わる個人情報の開示、利用停止など請求書
定額小為替証書
本人確認書類のコピー
返信用封筒
です。詳細を見ていきたいと思います。
技術士試験に関わる個人情報の開示、利用停止など請求書
この中の下の方にあります、技術士試験に関わる個人情報の場合(PDFファイル 114KB)にあります。
合わせて利用停止の請求もできてしまいますが、個人情報の開示に丸を付けておきましょう。
こちらはまだ印鑑が必要なようです。
PDFファイルを印刷して押印、必要事項を記載します。
定額小為替証書(300円×件数)
こちらは近くのゆうちょ銀行や、郵便局などで購入することができます。出張所のようなところでも取り扱いがあるため利用しやすくなっています。
50円~1000円までの種類の定額小為替証書がありますので、こちらで300円のものを購入。手数料が+200円かかります。
技術士二次試験と一次試験を同時に成績開示をお願いする場合、2件になりますので、300円×2+手数料となります。
筆記試験と口頭試験は同じ二次試験なので、両方で1件扱いです。
こちらの定額小為替証書は郵送する際に郵便局へ行きましたので、その時に購入し、その場で封筒に入れました。
あらかじめ切手、定額小為替証書など用意しておけば、ポストに投函でもよいかと思います。
本人確認書類のコピー
運転免許証、健康保険の被保険者証、パスポート等の住所・氏名が記載されている本人であることが確認できる書類のコピーが1点。
となっています。
返信用封筒
返信用封筒(請求件数が1~4通であれば長形3号)に84円切手貼付したものを折り曲げて、送る用封筒の中に入れておきます。
使用した封筒は、郵送用封筒、返信用封筒共に長形3号を使用しました。
後はこれら4つを封筒に入れればOKです。
定額小為替以外の必要な書類をそろえて郵便局へ
定額小為替は郵便局で手に入りますので、それ以外の必要な書類をそろえて郵便局へ行き、定額小為替を購入後、封筒に入れて、その場に用意してあった”のり”で封をしてそのまま定形郵便で送りました。
簡易書留の方が安心だとは思いますが、それほど重要な書類でもないため普通郵便で送りました。
技術士会技術士試験センターへ送付すればOKです。
令和2年の5月末日に移転して上記の住所になっているため、古い情報などに注意してください。
こちらは、時期にもよるようですが2か月ほどかかる可能性があります。
記載例などこちらの技術士会のリンクを参照してください。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/attached/attach_1054_1.pdf
やはり筆記試験合格発表後の11月~口頭試験発表後の3月~は混みあうようです。
自分の場合のんびり5月に申請したところ、1か月半ほどで送られてきました。
今か今かと待っていたのはここだけの話ですが、成績は。。。
論文試験に口頭試験は中々予想通りにはいかないですね。
それでは^^
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