技術士二次試験の最後の試験。口頭試験。
難関の筆記試験を通過するとここにたどり着けますが、試験は東京のみで行われるため、地方の方は受験するだけでも一大イベントです。
落ちにくい試験とは言われますが、対策していかなければ当然のように落ちます。
今回は試験以外の過ごし方について紹介します。少しでもこれから受験する人の参考になればと思います。口頭試験の受験体験記は別記事でこちらになります。
技術士口頭試験 受験日の朝
通知された自分の受験日は12月中旬の土曜日でした。前日から、
今シーズン最大の寒波です!
という文字がニュースでよく見かける当日がその試験日。
午後からの試験であったため、当日地方から東京へ向かうことにしたことが少々不安です。
当日の朝。若干雪が積もっていますが路面は大丈夫そうです。
予定より少し早めに自宅を出発。
在来線を経て主要駅へ着くと、新幹線は雪のため15分遅れとのこと。
時間的に余裕を見ていたため、のんびり切符を買って新幹線に乗り込みます。
新幹線に乗るなんて久しぶりでしたが、そういえば背もたれってかなり垂直?だったな。なんて思い出します。
後ろの人に断って少し倒させていただきました。m(__)m
ほっと一息ついたあと、一通り作った想定問答を見直しますが、何か色々無いことに気が付きます。
受験票などはあるのですが、
受験案内が無い。(コンピテンシーの再確認したかった)
業務経歴書が無い。(提出してあるのでいらないのですが、見直したかった)
筆記試験の再現論文が無い。(思い出せない)
想定問答を更新して最後の印刷したときに忘れてしまったようです。
うーん。景色がきれいだ。(こら)
そうこうしている間に東京着。
いそいそと降り、おぉ久しぶりの東京だな~と感じたところで、今度は荷物が少ないことに気が付く。
キャリーバッグが無い。
あれ?新幹線の中!?
良かったのは車両が東京で折り返すため、車内の清掃などを行っていたので、すぐに乗り込ませてもらい無事キャリーバッグを回収できました。
当日泊まる服や、義妹夫婦(今夜お邪魔する)へのお土産も無いところでした。
一抹の不安を感じながら東京駅でお昼を食べて、試験会場へ向かいます。
お昼ご飯は、つけ麺で有名な六厘舎さん。
待ち時間は30分ほど。(並ぶ列の足元に書いてある待ち時間のの目安は45分超えてましたが、実際にはそれぐらいでした))
ごちそうさまでした。とてもおいしかったです^^
東京駅到着、試験会場へ
さて、まだ時間はありますが場所を確認するために試験会場へ向かいます。
令和3年度、技術士二次試験口頭試験の舞台はTKP東京日本橋カンファレンスセンターでした。
ここは東京駅から歩いて行けるので助かります。ついでに日本橋の麒麟像を見学。
おぉ~ここが国道1号線の始点か。麒麟像かっこいい~。高架がすごく景観を壊していると言われているけど、これが前の東京オリンピックの弊害なんだな~。
などなど。完全にお上りさんです。
そしてその後、ちょっと寄り道してもずいぶん早く会場に到着してしまいました。
ダメかな?と思って覗いてみたら、どうぞ~ということでしたので、受付して、座って待機することにしました。
寒い中どうしようかな、と思っていたのですごく助かりました。
口頭試験待機場所にはスーツの皆さんがずらり。
ですが、席が座れないということはありませんでした。
待機部屋から口頭試験室へ
お昼ごはんを食べて眠いなと思いつつも、試験時間が近づくにつれて、緊張も高まってきます。
5分前に試験室の前に移動。部屋の前に置かれた椅子に着席します。
この時が一番緊張しました。
部屋の外でじっとしてるのですが、面接中と思われる部屋の中から聞こえてくる声にどうしても耳が傾きます。
(部屋の中)筆記試験の問3についてだけど。。。
うわっ!それ聞かれるのか!え!資料見直さないと!
とか思うと緊張感が最高潮です。
そうこうしていると前の人が終了したのか、退出してきました。
しばらく静まり返る廊下。心臓の音だけがバクバクしています。
1分後ぐらいに外に出てきた試験官に部屋に呼ばれて入室します。
失礼します。(あれ?案外部屋が狭い。)
コロナ禍なのでもっと広い部屋で行われるものだと思いっていましたが、案外試験官との距離が近かったです。
入室したら、手荷物はここに置くようにと指示がありました。
試験官は二人。
受験番号と名前を話して、座ってくださいと言われて着席します。
意外かもしれませんが、受験番号がわからなくなることが一番不安でしたが、どもりながらも何とか言うことができました。
口頭試験の内容と受験した感想については別記事で紹介しています。
試験を終えて
試験会場の近くにホテルを取っていましたので、そこに行きチェックイン。
その日は義妹夫婦の家に遊びに行き、翌日、東京巡りして帰宅しました。
20数年前、中学校の修学旅行で行って以来の都庁も行ってきました。
当時、地下鉄サリン事件の後だったので、警察官がすごく多く、道案内には困らなかったことを思い出します。(おぃ)
また、ホームレスの住処だった駅から都庁への地下道もすっかりきれいになっていました。
あぁ、ここだったよなぁ。と誰もいない殺風景な通路で感慨にふけるおっさん(自分)。
そのまま都庁へ向かい、展望室へ。都庁の展望室にはこんなものが無料で置かれていました。
家族の分だけご自由にお取りくださいだそうです^^;
無観客だったのでグッズが余ったんでしょうね。
これはこれで記念に頂いてきました。
夜は歌舞伎町へ・・・(苦笑)
義妹宅にお邪魔した後は待望の歌舞伎町へ・・・
と言いつつも期待されるようなお店に入っていません^^;
ここは昔、まだ未成年のときに来たことがあります。
とにかく道が汚く、くさい臭いがしていたことを思い出します。
そして、熱烈な勧誘。
よっ!社長!○○どう!?
なんて声かけが見た目も学生の自分に行われるぐらいの時代です。
ちょっと前に”龍が如く0”をプレイしたときに、すごく懐かしい(あの時代よりも少し後ですが)気がしたので寄ってみたくなりました。
カラの一坪ってどのへんかな~なんて思っていましたが、思っていた以上に危なそうな人たちが多かったのでやめておきました^^;
建設中のビルがミレニアムタワーみたいです。
しっかり懐かしさに浸った後ホテルへ戻りました。
ホテルでは口頭試験の再現メモを作って就寝です。
翌日は懐かしの東京巡り
そして、翌日はせっかく日本橋付近にいるので、日本銀行の横の貨幣博物館へ(無料)。
厳重な持ち物検査がありますが、ここはいつものことなんだろうと思います。
その後、嫁との初デート場所の上野公園へ。
西郷どんにも挨拶を。
そういえば職場の九州出身の同期とここに一緒に来た時は、ここで土下座していましたね^^
西郷どんのおかげで今の九州がある!
と言っていました^^
そしてその後は、待望の秋葉原へ!
いやー懐かし・・・い?
随分雰囲気が変わってしまった気がします。
最初に訪れたときはまだメイドさんが有名でないときでした。
なんだかよくわからない絵画を買わされそうになりました。
その後メイドカフェなどで賑わっている時も何度か訪れたのですが。。。
色々ときれいになっていますね。
裏路地は相変わらずのパソコン・パーツがたくさん売っているので見ていて楽しいです。
色々と東京を満喫して、帰りの新幹線に乗り込みました。
家族へのお土産もがっつりかばんに入っています。
兎にも角にも技術士試験が一応一段落です。
変わらず興味のあるものを勉強していこうと思いますが、とりあえず合格発表を待たないといけないですね。
かなり横道にそれてしまいましたが、令和3年度の口頭試験の合格発表は令和4年3月11日(金)です。
それまでドキドキした日々を送りそうです。
それでは。
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