超難関資格!技術士試験の合格率は?一次・二次試験の合格率をグラフにしてみる。

技術士

技術士試験って、文部科学省が認める最高権威の資格って言われるけど一体どれぐらいの合格率なんだろう?

技術士という資格は、最高権威と言われるだけに難関であることは間違いありません。

では、どれぐらいの人が合格し、技術士と名乗ることができるのでしょうか。調べていきたいと思います。

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SAT

技術士受験に必要な要件

技術士の合格率を見ていく前に軽く受験資格についてみていきます。

技術士試験はまず、一次試験を合格することで技術士補の資格を得ることができます。

技術士補は技術士の補佐ができる資格であり、この資格を取得した上で、技術士指導の下、

実務経験を積むことで2次試験を受験するために必要な実務経験の年数が、通常7年必要なところを4年などに短縮することができます。

この資格は技術士の補佐的な資格なので、技術士一次試験に合格できる程度の学力があれば良いとされており、受験に必要な要件はありません。

また、大学でJABEE認定単位を取得している場合、一次試験が免除される場合もあります。

認定プログラム一覧 | JABEE|一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。
一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)は、技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。“教育プログラム”は認定の対象とする教育の主体のことで、通常、工学・農学・理学系の学科あるいは学科内のコースに対応します。JABEEの認定基準...

認定校を卒業していても、指定の単位を取得していないと免除はされません。

技術士一次試験の合格率

技術士一次試験の合格には、試験での正答率が50%とほかの試験に比べて低いためか、合格率も高くなっています。

技術士一次試験の合格率は次のようになっています。

技術士一次試験 合格率

技術士一次試験合格率

近年の平均値は5割弱と相当高い合格率となっていますが、上下する率も大きいため油断はできません。

問題の内容は簡単ではありませんが、合格必要点数の低さ、また選択問題であることから合格率は高めになっています。

技術士一次試験の科目は

技術士一次試験は、基礎科目、適正科目、専門科目と別れており、基礎科目、適正科目は全受験生が共通の問題ですが、専門科目については受験者の申請した科目での受験となります。

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それぞれの科目合格制度はありませんが、他資格の保有状況に寄っては免除になる科目もあります。ただしハードルはかなり高く、ほぼすべての受験生が全科目受験することになると思われます。

技術士一次試験(電気電子部門)

それでは次に電気電子部門の合格率は次のようになっています。

技術士 電気電子 一次試験 合格率

技術士電気電子合格率

 

合格率に相当の変動があるため、難しい年とそうでない年との差が大きいです。

ただ、グラフにはありませんが2000年ごろに比べて受験者数がかなり増えてきている分、対策情報も出てくるようになったのでしょうか。合格率が安定してきている気がします。

やはり電気系の資格としては電験という王様がいる関係で電気界隈での知名度は低いですが、

それでも受験者数を見ていると、知名度は少しずつですが上昇しているような気がします。

省エネ、人口減少、環境の保全と電気電子の知識が用いられる場所は非常に多岐に渡ります。今後、非常に可能性の大きな資格になるかと思います。

技術士二次試験の合格率

続いて最大7年の実務経験を経て受験できる技術士二次試験の合格率についてみていきたいと思います。

技術士二次試験の合格率は次のようになっています。

技術士2次試験 合格率

技術士2次試験合格率

合格率はおおよそ10~15%程度と一次試験に比べてかなり低くなっています。また、過去の結果に比べると近年は合格率が下がってきていますので難化傾向ではあります。

技術士一次試験を突破する実力を持ちつつ、さらに実務経験を積んで技術力を高めた人の中でこの合格率はかなり難しいと言えます。

実際にこの二次試験(筆記)を突破することで、技術士合格に大きく近づくことができるため、難易度は相当高くなっています。

内容は、必須科目1題、専門科目2題の技術論文を作成してどちらの科目も60%以上得点する必要がありますが、論文ですので採点基準はわかりません。

技術士として毎年10%を少し超える程度の合格率にとどめておきたい。というような感じがします。

技術士2次試験の合格率(電気電子部門)

2次試験電気電子部門の合格率は次のようになっています。

技術士2次試験 電気電子 合格率

技術士2次試験 電気電子 合格率

こちらは以前よりあまり変動はしていなさそうですが、若干の難化傾向にあるようです。

2019年より全問論文試験となったことである程度合格者数調整がしやすくなったのかもしれません。

口頭試験(面接試験)

この2次試験合格率の中には筆記試験を突破した後の口頭試験も含まれています。

2次試験はおおよそ7月に試験があり、その後11月下旬ごろに合格発表の後、合格者は口頭試験に臨むことが出来ます。

この口頭試験は東京で行われ、実際のその分野の専門家の方と面接し、技術士としてふさわしいかを問われます。

仰々しく書いてしまいましたが、面接では、業務経歴に書かれている実務について実際にその業務を行ってきたかを確認し、技術士法の中の技術者倫理、2次試験の筆記で書いた論文について質問されたりと様々なようです。

一方でこの口頭試験は”合格させるための試験”とも言われています。

実力は筆記試験で見ているため、願書で書いた業務経歴などが真実か見極める、その業務経歴が技術士としてふさわしいものかどうかの確認。ということのようです。

基本的にそのようなことは、実務を通して理解しているのであれば落ちにくい試験と言われています。また、技術士としてふさわしい業務、というのが何を指すのかは、自ら課題を解決してきたか?ということが必要です。

合格率が非常に高い分野(100%合格)もあれば、そうでもない分野(33%合格)もありますが、受験者数の多い建設部門を見てみると8割以上の人が合格できているようです。

令和元年度の電気電子部門の口頭試験合格率は94.9%

59人中3人しか不合格になっていません。

ですが油断はできないかなと思います。3人落ちているので、落とす理由はあるはずです。

合格率10~15%程度の難関筆記試験を突破してきた人たちの中でも、それだけ落ちるということを理解して、きちんと対策しておかないといけません。

最後に

技術士2次試験については先月受験してきましたが、非常に真面目な方が多い印象です。ですがそのような人たちでも、受験回数は相当多くなっているような話をよく聞きました。

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私の知り合いでは、実務経験も豊富で実力もあり技術士を多く出している会社の方でも、一次試験を含めて7年かかった。という話も聞いています。

試験の内容が、技術士として課題に対してどう考え、解決し、その後の波及効果を見ていくか。というような内容で1800字以内に論ぜよ。

のように非常に抽象的であり、対策がしにくく、さらに知識を問われる試験になっています。

日々の積み重ねとたゆまぬ向上心を持ち続けることが大事であり、試験対策でありながら、今後技術士として役に立つ知識を取り入れ続けることが必要とされるため、合格、不合格に構わず勉強する姿勢が大事だと感じさせる試験でした。

技術士を取得するという目標はありながらも、それはあくまで過程だ。と言われているような気がします。

博士号と同等な価値があると言われている技術士。

合否に関わらず、軽いものではないということを実感します。

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