技術士2次試験会場はどんな状況?受験体験記

技術士一次・二次試験

今回は技術士二次筆記試験の体験記を記しておきたいと思います。

技術士試験の一番の山場。ここを突破できれば合格はもう目の前です。

会場の様子を知り、少しでもリラックスするためにでも、雰囲気を掴んでいただければと思います。

技術士筆記試験の会場の様子

試験の時期は7月。結構気温が高くなってきていますので、飲み物などはしっかり用意しておいた方が良いです。(試験中も飲めますし)

試験開始は10:00

そこから12時までが午前の部です。

午後の部は13:00~16:30の長丁場です。長丁場を覚悟して論文を書く手を使っていきましょう。

当日は試験会場に約45分前に到着しました。

すでに受験者の列ができていましたが、コロナのためか、整理員がしっかり配置されており、機能的に整列が為されていました。

会場に入る前に検温。手のひらを個人がかざして計るタイプ。

35.7℃。相変わらず低くでる。

そして教室内に入室。

室内はスマートフォンなどの電源は切るように説明されました。

受験者の多くは30代~60代ぐらいでしょうか。

30代、40代が多いかなと思いますが、全体的にまんべんなく世代が広がっているようでした。

男女比では40:1ぐらい。女性がいたことにびっくりです。

中には会社の同僚同士で受けに来ていると思われる人もいらっしゃいました。

はっち
はっち

先輩より先に後輩が受かったら嫌だよな~

なんて思いながら見ていましたが、そういう会社は技術士の先輩がいて、指導を受けられるんだろうなとちょっとうらやましく思います。

そして試験開始15分前から解答用紙配布。

一次試験と同様に受験番号や分野の記載は試験開始後記載することができます。

さぁ午前中の部開始です。

まずは問題を見て必須科目2題の内、どちらを選択するか考えます。

といっても、やはり電験持っている自分にとっては強電側が得意。

ほぼ一択だなと思いながら、問題を読み、背景となる状況を確認します。

その後、題意に沿ったキーワードの書き出し。

十分な量のキーワードが出たら、組み立てを考えて論文作成に入ります。

ここまでおおよそ15分。

かなりスムーズにいった方かなと思います。

後は肉付けしながら書いて書いて。

ですが、600字詰め3枚は長い。

ガリガリガリガリ。( ..)φ

試験時間15分前まで書いて書いて、ようやく埋めることができました。

あれだけ書いたキーワードもほぼ使い尽くす結果。

後はタイトルの変更(この辺はブログ癖。)

残り時間はひたすら読みにくい字を修正。

私、かなり字が汚いです。

ですが、丁寧に書いていたら時間が足りません。

さすがに読めるだろうと思いつつ、字を修正することで汚くなる解答用紙とせめぎあいながら5分前まで修正。

後は頭を休める時間にしました。

監督官「時間になりました。」

とりあえず午前の部終了です。

何とかなったような気もしますが、添削を受けたわけでもないのでなんとも言えません。

午前中だけでかなりの力を使ってしまいました。

お昼休み。

会場では教室内でお昼を取っていい。とのことでしたので、そのまま自席でお昼を頂きました。ただし、

監督官「私語はしないようにしてください。」

との注意がありました。コロナ対策なのでしょうがないですね。

ただ、その話をした直後に後ろを向いて話し始めたのは年配の受験生。

やべーどうだった?

と話し始めそうな30代らしき若手組は、お互いに目配せをしながら静かに外に出ていきました。

はっち
はっち

こんな若手に受かってほしいと思う自分。

ただ、その後はみなさんずっと静かでした。

廊下などでの会話も含めて、今まで受験してきた中で一番静かな会場でした。

午後の部開始

午後からは3時間半の長丁場です。

午前中の2時間1800字ですっかり手が痛くなってしまいましたが、まだここから3600字近く記述する必要があります。

2時間で1800字でしたが、今度は3時間半で3600字です。

単純に30分足りない可能性があるため、どこかで30分捻出する必要があります。

問題と問題の間は休むことは難しそうです。記述しやすい問題であればいいのですが・・・

と思いながら試験開始。

まずは知識問題のⅡー1。

ほぼ一択の選択問題は高調波発生原因と抑制対策についてでした。

これは勉強したから良かったですが細部が少し心配です。

おおよそ30分で600字の記述完了。

よしよし順調だ。

続くⅡー2。

高層ビルと浄水場の選択問題。どちらも経験したことのない施設ですが、浄水場は重要インフラ設備として記述すればそこそこ書けそう。良し浄水場にしよう。

こちらも午前ほどではないにしろ1200字書く必要があるのでそれなりにキーワードを出す必要があります。

キーワードの捻出も順調。出しすぎて最後の設問がかなり端折る結果になりましたが、それはそれで良いかなと思うことに。

いい感じじゃない?

残り時間は2時間。

よし。午前中と同じ時間を捻出できた。

と次のページの大問Ⅲ。

こちらは午前中と同様に1800字書く必要がありますので、ちょっとやそっとのキーワードじゃ足りません。

問題文を確認。

はっち
はっち

???

1,建築現場の待遇改善?

2,生産性の高い照明環境?

待て待て。1の方が幅広く論述できそうですが、とにかく建設業界で働いたことがない。IoTだなんだと書けば600字ぐらいは行けそうだけれども、それ以上はかなり厳しい。

かといって、照明だけでは範囲が限定されている上に、1800字埋められるほど知識もない。

これはまずい。

とにかくどちらの問題に対しても色々とキーワードを捻出するも圧倒的に足りない。

3枚(1800字)どころか2枚すら怪しい。

30分絞りに絞ったが満足なキーワードは出せず。

とにかく書くしかない。無理やり広げられそうな照明で行こう。内容はその中で考える。

という行き当たりばったりの論文と呼ぶには程遠いものになりそうな予感。

ありきたりな技術を、数値を交えてそれっぽく無理やり広げる。

題意に沿っていないわけではないが、かすっている程度の内容。

残り30分。やはり内容が足りなくなった。

残すは約1枚分、全体の1/3の600字

これが遠い。

設問に無いにも関わらず、総論のようなものから技術者としては~みたいなことを記述し、おおよそ3~400字ほど埋めるがさすがに無理があるだろうと途中でケリを付ける。

残り10分で、きったない字を修正。

がりがりきったない字を修正しても、結局きったない字に変わりないことにへこむ。

そして試験終了。

気が付いたら3時間半終了。

頭がカスカスに加えて手も痛い。

こんなに書いたのは何年振りだろうか。20年振りとか、もしくは人生で一番書いたとかかも。

とにかく技術士二次試験終了。

結果は10月末。ずいぶん先の話になるが、技術士たるもの、常に勉強は必要である(ふふん)。

なんだかかっこいいこと言いながら言い訳を考えています。

ただ今日は休もう。

休日1日家を空けていた嫁さんと子供にお土産買って帰宅。

いやーほんと疲れました。

論文の再現をしなくてはいけないみたいですが、大問Ⅲが大変だったせいか前半戦の詳細が思い出せない。

そうこうしている間に忘れていくんだろうな~なんて思いますので早めに動かないとなと思います。

次の口頭試験にもし行けるようであれば、今回記述した論文からも質問がされる可能性があるようです。ちゃんと間違って書いてしまったり、題意に沿ってない範囲についてはフォローできるようにしておかないとですね。

技術士二次試験を終えて

どの資格試験も、

合格してからが勉強の本番です。

なんて言われますが、技術士試験ほどその性質が強いものは無いかもしれません。もともと参考書のようなものは無く、論文の書き方のようなものに自分の知識を使って対抗する試験です。

常に新しい技術に目を向けて、知識を吸収しておく。

という心構えが試験前より強くなった気がします。

次に行けるとしても、行けなかったとしてもこの心構えは技術士として必要です。

まだまだ頑張っていかないとなと感じます。

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